全日本プロレス 1996年6月30日(日)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始12時30分 観衆2,100人=超満員

▼30分1本勝負

①○菊地毅(10分16秒 火の玉ボム→エビ固め)×志賀賢太郎

②○ロブバンダム マウナケア・モスマン(13分32秒 ハリウッドスタープレス→片エビ固め)ジャイアント・キマラ ×泉田純

③大森隆男 ○本田多聞 永源遥(17分38秒 タモンボム→エビ固め)ジャンボ鶴田 ラッシャー木村 ×浅子覚

④○パトリオット ジョニー・エース ボビー・ダンカンJr(14分56秒 フルネルソンバスター→片エビ固め)ジョニー・スミス マーク・ヤングブラッド ×クリス・ヤングブラッド

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑤○渕正信<挑戦者>(21分31秒 ジャックナイフ式エビ固め)×小川良成<王者>

※小川良成が5度目の防衛に失敗。渕正信が第15代王者となる。

渕正信「今日は最後の挑戦だと思っていた。小川も俺と同じくらい返し技がうまいから裏の裏を読まないと。防衛戦?俺としては菊地とやってみたい。3年間ぐらいやってないし。菊地も小川とやるよりファイトが沸いてくるんじゃない?今日は観客の声援にも助けられた。いつもブーイングを浴びてんのにな。取った以上は出来る限り防衛したい。5回目だろ?このベルトに好かれてるんだよ。俺も今日、腰に巻いてみたら何か愛着があったよ。離婚しないようにしないと(笑)」

⑥○川田利明 田上明(18分6秒 ストレッチプラム)スティーブ・ウィリアムス ×ブライアン・ダイエット

⑦○スタン・ハンセン(10分44秒 ラリアット→片エビ固め)×秋山準

秋山準「もう昔の覇気というかそういうのも感じないし、インサイドワークとか巧いと思いますけど。見た目も大きく感じないんで。恐怖感もウィリアムスと比べたらそんなになくなったし。」

▼60分1本勝負

⑧○三沢光晴 小橋健太(27分12秒 ローリングエルボー→片エビ固め)ジャイアント馬場 ×ゲーリー・オブライト

ジャイアント馬場「へばる・・・手加減されたら俺も悲しいけど、されないのも悲しいなあ。コーナーに戻って休むヒマがないということが一番体力を消耗する。オブライト?間の持ち方よ。俺が年寄りなんだから、俺をやっぱり休ますということを考えないと。それが作戦ですよ。技術的なものはどうでもいい。俺を休ます、ということになれば最後だってまだ助けにいけたんだろうし。充実感?あるけど疲労感もある。疲れたって顔を見せられないんだよ。」