リングス 1995年6月17日(土)有明コロシアム大会 試合結果

試合開始18時 観衆7,156人=テレビ収録

▼日本VSロシア 5対5対抗戦=30分1本勝負

①○ユーリー・ベキシェフ D1E1(5分6秒 5ダウン→TKO勝ち)×坂田亘 D5E0

坂田亘「気合でいきました。もう、あんな思い(鹿児島)をしたくない。もうヘマしません。絶対に。」

②○セルゲイ・スーセロフ D1E6(11分34秒 腕ひしぎ逆十字固め)×高阪剛 D1E5

高阪剛「勝てる試合を落とした感じ。組みついてくるというのが頭にあったんで、それをさばくことばかり考えていた。普通にやればよかったんですけど。」

③○成瀬昌由 D1E3(9分26秒 掌底→TKO勝ち)×イリューヒン・ミーシャ D3E4

成瀬昌由「山本?いいんじゃないすか。あいつはどう思っているのかわかんないけど、俺としてはやりたい相手ですね。あいつとはリング上で確かめ合いたいものがある。すごく楽しみですよ。でも、基本的には、強い選手となら誰でも闘っていきたい。(今日の試合は)相手を潰そうと思っていたんですけど、殴り足らなかったですね。もっと自分は獣にならないと。まだ、ハーフビーストですね。」

▼特別試合=3分10ラウンド

長井満也(不戦勝)ドン・中矢・ニールセン

※ドン・中矢・ニールセンが前夜にキャンセル

▼30分1本勝負

④○長井満也 D0E2(3分35秒 ひざ蹴り→KO勝ち)×カール・グレコ D3E1

(試合後、リング上で)長井満也「皆さん、今日はすいませんでした。みんなの気持ちはすごいよくわかります。でも、俺もすごい悔しいんです!!俺は!みんなが信じてくれる限りみんなを絶対に裏切りません!」

前田日明「選手の立場からすると怖いから逃げたんだよ。プロ以前の問題だね。4月に契約交わしているから法的措置をとりますけど、もう呼びません」

山本宣久「長井さんは闘わなくてよかったと思います。こんなことをするのとやったところで何のプラスにもならないですから。あんなやつ、永久追放にするべき。」

▼日本VSロシア 5対5対抗戦=30分1本勝負

⑤○前田日明 D0E0(3分26秒 裸絞め)×バロージャ・クレメンチェフ D0E3

前田日明「珍しく完勝でした。」

▼日本VSロシア 5対5対抗戦・ランキング戦=30分1本勝負

⑥○ヴォルク・ハン<1位>D2E3(15分15秒 腕ひしぎ逆十字固め)×山本宣久<4位>D1E4

※対抗戦は3勝2敗でロシアの勝ち。ランキングはそのまま。

長井満也「山本とはここんとこ、ずっとスパーリングをしてきた。僕がタックルで倒して山本がガードポジション・・・今日はハン相手でいろんな返し方があると勉強になったんじゃないですか」

山本宣久「ある雑誌によるとフライが5分で倒せると言っていたらしい。僕にもプライドがあるからね。7・18大阪大会では自分の対戦相手が成瀬となっているが、フライとやらせてくれと前田さんには言った。フライは打撃なんで、大阪の僕の試合に注目してください。」