全日本プロレス 1994年10月22日(土)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時 観衆1万6,300人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○泉田竜角(7分43秒 パワーボム→エビ固め)×井上雅央

▼30分1本勝負

②○浅子覚 志賀賢太郎(8分18秒 前方回転エビ固め)ザ・ファルコン ×クリス・キャンディット

③渕正信 永源遥 ○マイティ井上(13分45秒 スイングヘッドシザースを丸め込む→エビ固め)ラッシャー木村 ×百田光雄 小川良成

④○ジョニー・エース ダニー・スパイビー ダグ・ファーナス(14分52秒 ドクターボム→エビ固め)秋山準 大森隆男 ×本田多聞

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑤○ダニー・クロファット<王者>(14分56秒 タイガードライバー→エビ固め)×菊地毅<挑戦者>

※第13代王者ダニー・クロファットが2度目の防衛に成功

菊地毅「最後はまったく余裕がなかった。俺は挑戦者としては一番近い存在なのかもしれないけど、ベルトを獲るには一番遠い存在なのかもしれない。」

▼旗揚げ記念試合=30分1本勝負

⑥ジャイアント馬場 ○ジャンボ鶴田 ドリー・ファンクJr(14分25秒 バックドロップ→体固め)ジ・イーグル ジョニー・スミス ×トム・ジンク

▼夢のカード3=60分1本勝負

⑦三沢光晴 ○スタン・ハンセン(28分22秒 ラリアット→体固め)×田上明 小橋健太

小橋健太「最後の方は自分たちも負けていなかったけど、向こうの方が連係よかったような。試合を夢に終わらせないで、勝負にこだわったものになってよかった。俺はいつも通り必死にいくだけだった。」

三沢光晴「出たとこ勝負だった。強い奴と組んでるとホッとする。やられててもヤバい気はしない。自分のことだけを考えてればいいから。」

▼三冠ヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑧○川田利明<挑戦者>(37分58秒 ジャンピングハイキック→片エビ固め)×スティーブ・ウィリアムス<王者>

※第11代王者スティーブ・ウィリアムスが2度目の防衛に失敗。川田利明が第12代王者となる。

(試合後、リング上で)川田利明「これまで懲りずに応援してくれたファンの人にお礼が言いたいです。そして、飽きずに挑戦させてくれた馬場社長にも」

ジャイアント馬場「普段の努力のたまものですよ。いつも1人で黙々と練習をやっとるしな。」

川田利明「最初、ウィリアムスのヒザを攻めたのは、今日はプロレスの基本に返って、相手の痛めているところをじっくり攻めようと思ったから。でも、同じレッグシザースを食らって・・・明日は歩けないと思います。(防衛戦について)できるなら、1度も勝ったことのない三沢さんとやってみたい。このままじゃ1度も優勝したことのない力士が横綱になっちゃったようなもんだから。三沢さんに勝たないことには、このベルトを持っているのがおかしいと思うし。」