全日本プロレス 1995年5月20日(土)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,100人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○志賀賢太郎(7分48秒 トップロープに駆け上がってスイング式DDT→片エビ固め)×マウナケア・モスマン

▼30分1本勝負

②○マイティ井上(10分28秒 高角度前方回転エビ固め)×井上雅央

③ラッシャー木村 ○百田光雄(17分46秒 首固め)渕正信 ×永源遥

④○アブドーラ・ザ・ブッチャー ジャイアント・キマラ(16分15秒 エルボードロップ→体固め)ジャイアント馬場 ×泉田竜角

⑤○田上明 大森隆男 小川良成(14分25秒 大車輪ノド輪落とし→体固め)ダグ・ファーナス ダニー・クロファット ×マイク・アンソニー

⑥○パトリオット ジョニー・エース(17分54秒 パワーボム→エビ固め)×小橋健太 本田多聞

パトリオット「俺はオールジャパンのリングでもっともっと活躍できるようにWCWでクオリティとステータスを上げてきたんだ。これからはジョニーとのタッグでさらに飛躍していこうと思う。」

⑦○川田利明(14分1秒 変形ツームストンパイルドライバー→体固め)×菊地毅

※菊地毅が黒タイツで登場

菊地毅「自分自身、渕さんに挑戦して、勝つことでどんどん上がっていかなきゃならなかったのに、6連敗して。悩んで悩んでコスチュームを替えたり、タイツを替えたりしたけど、気持ち的には今一つ変わらない。俺の勝手な考えだけど今のままじゃつぶれちゃうと思うし。完全に変わらなきゃいけないと思うから・・・聖鬼軍に入れてもらいたい。」

※菊地毅は試合後、聖鬼軍の控室へ出向き川田利明の前で土下座し「聖鬼軍に入れてください」。この申し出に対して川田利明は「ダメも何も自分のやりたいようにやればいいよ」

川田利明「結局は本人の問題だから。ダメならまた変わればいいんだし。菊地はレスリングスタイル的にも長持ちするタイプじゃないし。変わろうとするなら今が限界の年(30歳)なんじゃないかな。」

菊地毅「今日は川田さんに真正面からぶつかっていって、つぶされて、洗礼も受けたけど、気持ちをわかってもらいたかったから。自分も夢を持ってプロレスラーになって。まだまだ、夢が消えたわけじゃないし、やっぱり正直な気持ちを言えば輝いていたいし、注目されたい。でも、何度も何度もジュニアでつぶされて納得しようにもできないし。黒のタイツは今までの自分を決定的に振り切りたかったから。川田さんの足手まといになるかもしれないけど、自分から言ってこうなった以上はやりますよ」

三沢光晴「本人が考えての行動だろうし。試合が組まれれば菊地の気持ちに応えますよ」

▼60分1本勝負

⑧スタン・ハンセン ボビー・ダンカンJr ロブバンダム(17分47秒 ハリウッドスタープレス→片エビ固め)三沢光晴 秋山準 ×浅子覚

三沢光晴「ハンセンが意識してた?それはまぁ、いつもそうだしね。作戦とかそういう相手でもないし。気をつけなきゃいけないのはハンセンだけじゃないし。まだ三冠戦の実感も湧いてない。極端に言えば、前の日から考えるよ。」