全日本プロレス 1997年12月5日(金)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1万6,300人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○志賀賢太郎(9分21秒 スイング式DDT→片エビ固め)×金丸義信

▼30分1本勝負

②泉田純 ○小川良成(11分13秒 フィッシャーマンズスープレックス→片エビ固め)本田多聞 ×浅子覚

③○ジャスティン・ブラッドショー(6分4秒 チョークスラム→エビ固め)×井上雅央

④ジャイアント馬場 ラッシャー木村 ○百田光雄(11分51秒 サムソンクラッチ)渕正信 永源遥 ×菊地毅

※試合前、電光掲示板に『25周年にあたる今年一年へのご声援本当にありがとうございました。来年は東京ドーム開催へ向けてさらに躍進いたします。ジャイアント馬場』という挨拶分が表示された。

ジャイアント馬場「来年は大きなことをやってみようと。それがドームでの興行。今のところは開催に向けてゴーサインを出しただけ。土曜か日曜にやりたいが日程が空いてない。だから風呂敷は広げられない。武道館大会のキャンセルはしない。その間にファンサービスとして全日本のファンも東京ドームで見れますよ、というつもりで。」

⑤○スティーブ・ウィリアムス ゲーリー・オブライト バリー・ウィンダム(9分31秒 バックドロップ→片エビ固め)スタン・ハンセン ×ボビー・ダンカンJr 大森隆男

⑥○ウルフ・ホークフィールド ジョニー・スミス ジャイアント・キマラ(21分39秒 ターボドロップⅡ→片エビ固め)小橋健太 ジョニー・エース ×マウナケア・モスマン

▼’97世界最強タッグ決定リーグ戦優勝戦=時間無制限1本勝負

⑦川田利明 ○田上明(30分52秒 ジャンピングキック→片エビ固め)三沢光晴 ×秋山準

川田利明「最後はカットに入らなくても勝てた。最近では珍しい試合だったというか。敢えて三沢さんも入ってこなかったんだろうし。今年一年は今までにないぐらい早く終わった。これで三冠が取れれば申し分なかったけど、そこまでうまくいっちゃうと次に残すものが少なくなっちゃうので。これでよかったと思う。」

田上明「東京ドーム?何じゃそれ。やるの?馬場さんが言ったの?今、初めて知りました。」

三沢光晴「最後もカットに入れたけど、勝っても負けても秋山に任せようと決めちゃったんで。本人のためにも信頼すると決めた。」

秋山準「来年はまた、執念の力で。ますます燃える気持ちができてきた。」

ジャイアント馬場「勝敗を分けたのは経験の差。秋山準ひとりが後輩ということで川田と田上には最初から精神的余裕があっただろう。両チームの差はほんのわずかだが、現時点ではもう一度闘っても結果は同じだろう。ただ、一度秋山が勝てばその後はもうわからなくなる。」