「突然卍固め-INOKI FESTIVAL-」1995年12月30日(土)大阪城ホール大会 試合結果

試合開始15時 観衆1万4,500人=超満員 ※ビデオ収録

▼20分1本勝負

①○永田裕志(9分22秒 フェースロック)×石沢常光

▼新日本プロレス VS UWFインター=30分1本勝負

②○西村修(4分20秒 スリーパーホールド)×山本健一

山本健一「今日は負けたけど満足してます。西村選手のほうがアワ食ったんとちゃいますか?頭は金でも心はUですわ。」

▼スペシャル・ドリームマッチ=3分5ラウンド

③タイガーマスク(5R終了引き分け)小林邦昭

佐山聡「5ラウンドは参りました。変な風にならないよう、気を付けました。動けてました?インスタントなもんで・・・こういう練習は全然してないんで、レトロとして見てもらえれば(笑)でもねえ、体って動いているんですねえ。2、3回練習しただけなんですけどねえ。減量ですか?しました、ええ。あまり落ちなかったですけど。一応97kgまで落ちました、発表では(笑)これからお餅が楽しみですねえ。サマーソルトはとにかくやりたかった。他にもやりたいことあったけど、疲れちゃってダメでした。延長になったら絶対僕、負けてます。スタミナじゃ勝てませんねえ。まあ、本業は僕、歌手ですから。とにかく今日はファンの反応がすっごく良かったんで、心に余裕を持って闘えました。」

小林邦昭「三代目、四代目と出てきたけど、全ての道は初代に通じるっていうか、蹴りが凄いね。動きは同じ。少し太ったぐらい。13年経って、よくあんなにできる。1年離れたら、ああいう動きができないよ。50年、100年に1人の天才だよね。チャンスがあれば東京あたりでもう1回やってみたい。ファンには、まあタイガーらしい動きは見せられたんじゃないかな。」

▼UWFフューチャー=30分1本勝負

④○垣原賢人(6分59秒 フロントフェースロック)×池田大輔

垣原賢人「ガッツとハートはあると思いました。目は死んでいなかったんで、一生懸命プロレスをしようとしているのは伝わってきました。」

▼女子プロレス頂上決戦=30分1本勝負

⑤○ブル中野(17分49秒 ブルズ・ポセイドン→片エビ固め)×北斗晶

※ブル中野がセカンドロープから場外に横たわる北斗晶へダイビングギロチンドロップを敢行。

ブル中野「0点です。」

北斗晶「いかに女子プロレスを見てない人が多いかってことだよ。私のことだって、佐々木健介の妻、としてしか認識してないでしょ?だから今日はブル中野と北斗晶の顔を覚えてもらっただけでもいいんじゃない?そう思ってさ、今日、赤いコスチューム着てきたんだから。ブルはどうせ黒だろうし、2階席の1番奥の人までどっちがブルで、どっちが北斗かわかってもらえるように、ね。とにかく認識を変えてもらえるまで、私は男のリングに上がるよ!」

▼スペシャル・シングルマッチ=45分1本勝負

⑥○安生洋二(10分28秒 変形足4の字固め)×馳浩

安生洋二「最後になるんですかね。引退しないんでしょ?まあ、だからいつでもプロレス界に戻ってらっしゃいと。今日の負けが不服なら、いつでも僕は再戦してあげたっていいし。もっと積極的な印象があったんですけど、政界に行ってまた1年生から始めて、消極的になったんじゃないかなって気がします。それがレスリングにも出たんじゃないかな、と。(ジャイアントスイングについて)あれ、効きますね(笑)なかなか恐ろしい技ですね。あの直後にすぐこられたらヤバイですよね。(変形足4の字固めについて)縦式、横式、回転式の3種類あるんですよ。前、蝶野さんに顔をかきむしられたから縦になったことがある。今の主流は横式です。まあ勝利で95年を締めくくることができましたんで。ただ・・・う~ん、やはり日本一好かれるレスラーへの道のりは遠いですね。」

▼マスターズ4~ファイナルマッチ’95~=60分3本勝負

⑦アントニオ猪木 高田延彦(2-1)藤原喜明 山崎一夫

1)○アントニオ猪木(5分11秒 スリーパーホールド→体固め)×山崎一夫

2)○山崎一夫(8分16秒 左ハイキック→体固め)×アントニオ猪木

3)○アントニオ猪木(5分39秒 卍固め)×藤原喜明