新日本プロレス 1995年2月19日(日)両国国技館大会 試合結果

試合開始15時 観衆1万1,000人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○中西学(8分47秒 アルゼンチンバックブリーカー)×安田忠夫

▼30分1本勝負

②○エル・サムライ(8分55秒 飛びつき前方回転エビ固め)×フライング・スコーピオ

▼星野勘太郎引退試合=10分1本勝負

③星野勘太郎(時間切れ引き分け)木戸修

▼30分1本勝負

④ジョー・マレンコ ○ディーン・マレンコ(13分35秒 タイガードライバー→エビ固め)×永田裕志 石沢常光

⑤○平田淳嗣 飯塚孝之(12分1秒 ジャーマンスープレックスホールド)ロン・シモンズ ×マイク・イーノス

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑥○金本浩二<挑戦者>(10分43秒 タイガースープレックスホールド)×保永昇男<王者>

※第22代王者・保永昇男が7度目の防衛に失敗。金本浩二が第23代王者となる。

▼60分1本勝負

⑦蝶野正洋 ○天山広吉 ヒロ斉藤(4分14秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)長州力 馳浩 ×佐々木健介

蝶野正洋「長州がいねーと何もできねえじゃねえか!言っとけ長州に。てめーが出てこいってな。いつでも相手してやるぞオラ!越中の所は呼ばれなくても行ってやる」

▼UWA世界ジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑧○大谷晋二郎<王者>(13分27秒 ウラカンラナを切り返して→エビ固め)×グラン浜田<挑戦者>

※王者が2度目の防衛に成功

大谷晋二郎「勝ちは勝ちですが、一番嫌いな勝ち方でした・・・余力を残す試合は僕の信条じゃない。ああいう勝ち方をするチャンピオンにはなりたくないです。誰が何と言おうと、次は金本浩二とやります。」

▼IWGPヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑨○橋本真也<王者>(15分35秒 リバースショルダーロック)×スコット・ノートン<挑戦者>

※第16代王者・橋本真也が8度目の防衛に成功

橋本真也「強いよ。すんごいパワースラム・・・一発一発が本当に・・・。それから俺から一瞬も視線を外さない。あいつが本当にその気になった時っていうのは凄いっちゅう思った。ただやっぱり、こういうケガがあったからね。それがあったからノートンも余計に獲りにきたっていうか、手負いの獅子だね。俺はもう全部出し尽くしたよ。自分の技は。それでも通用しなかった。返されたんだよ。フィッシャーマン返されたんだよ。でも、前言ったように何かのプラスアルファが自分のとっさのもので生まれるんだったら、さっきの腕をとったときというのは、それしかないよ。俺は出たからっていうか、出しちゃった・・・もう何にもないんだもん俺、やること。そういうので勝っていかなきゃいけないのかなって。力と力じゃ潰されちゃうかもしれない。もちろん俺は最初から弱点狙っていったよ。自分でそれはそれで満足してるよ。甘っちょろいこと言ってられない・・・甘っちょろい戦法が通用する相手かっちゅうの!今度の仕返しが怖いよ。(パワースラムも)きれいに受け身とったんだけど、受け身が通用しない。ノートンのいつもと違う目を見るとすごく勝ちたいっていう気持ちがわかったなあ。あいつも昔の俺と一緒で無冠の帝王というかね、そういう時に限ってポカをするという、自分を見ている気がするよ。(防衛回数新記録を樹立して)これも前から言ってるように、どんどん世界の外国人とやりたいですよ!挑戦受けますよ。ちょうどWCWといい状態にあるし。俺、自分で言うのもおかしいけど、海外遠征時代にそういうチャンスに恵まれなかった分ね、今このチャンスを生かしてやりたいんすよ。どんどんやりたい、強い奴と。マッチョマンでも、ホーガンは・・・今すぐっちゅうのは無理だけども、できる次元の話しかしないよ。スティング、フレアーなんかできたらいうことないよ。藤波さんがやって俺ができないことないよ。俺のできなかったね、わくわくする夢ですよ。でかいのばかりじゃなく巧い人とやっていかないと。逆殴り込みっちゅうか、そういうのが夢だね。」