新日本プロレス 1996年2月25日(日)両国国技館大会 試合結果

試合開始15時 観衆1万1,500人=超満員札止め ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○石沢常光(8分42秒 三角絞め)×高岩竜一

▼30分1本勝負

②○永田裕志(10分15秒 ヒザ十字固め)×斎藤彰俊

③○木村健吾 小林邦昭 小原道由(11分20秒 稲妻レッグラリアット→片エビ固め)×木戸修 飯塚高史 安田忠夫

④グラン浜田 ○エル・サムライ ブラック・タイガー(16分26秒 サムライボム→エビ固め)ディーン・マレンコ 金本浩二 ×大谷晋二郎

⑤○山崎一夫(7分25秒 左ハイキック→体固め)×ヒロ斉藤

⑥長州力 ○佐々木健介(6分23秒 ストラングルホールドγ)西村修 ×小島聡

長州力「中身はあいつらには期待してないよ。ま、合格点じゃないか。小島が健介に打ち勝ったのはすごかったな。試合前に、チャンスがあったらすぐ潰せって健介に言っといたんだ。」

佐々木健介「潰せるときに潰してやった方があいつらの為だと思って。それだけの力がついてきたからね。正直言って嬉しいよ。今日は気持ちがビンビン伝わってきた。」

小島聡「確かに高い壁だった。長州、佐々木は甘くない。だからこそ必ず倒す。もっともっと練習して必ず倒す!」

西村修「必ず乗り越えてみせますよ、必ず!」

▼45分1本勝負

⑦○越中詩郎(5分29秒 ドラゴンスープレックスホールド)×天山広吉

※藤波辰爾が観戦。越中詩郎と握手。

藤波辰爾「越中から連絡があって、今日は彼にその返事を伝えにきた。あの握手は一緒にやっていこうということ。でも、これはあくまで越中に対する答えであって、維震軍や今自分がやってる行動とは別の問題。まあ、とにかく明日、会社に行きますんで。」

野上彰「実は今までのいきさつを藤波さんに相談しました。そして今日、こういう形になった。このことは選手会には話してないんです。もともと小林さんとの抗争は選手会関係なしで、二人の間で始まったことですから。そして、髪切りマッチまで二人で勝手に行動してきた。だから、今回のことは誰にも相談するわけにいかなかったんで、敢えて藤波さんに話して今日に至った。選手会から追放?いいんじゃないですか。後は越中さんが僕をどこまで認めてくれるか。いつまでも、このままの宙ぶらりんの状態にいるわけにはいきませんからね。」

▼IWGPタッグ選手権試合=60分1本勝負

⑧○橋本真也 平田淳嗣<王者組>(12分13秒 三角絞め)安生洋二 ×高山善廣<挑戦者組>

※第26代王者組が5度目の防衛に成功

橋本真也「高山は一発一発が重かったし、安生はよく流れをみてるし、あっ、こいつらかなり勉強してるなと思いましたよ。今日ほど平田さんが頼もしく思えたことはない。後は取り戻すものを取り戻さないと。今日の時点で野上は選手会から除名します。」

平田淳嗣「基礎がしっかりしてるし、後は体力的なものだけ。いいもの、持ってますよ。」

安生洋二「今日、生まれてはじめてベルトというものに挑戦して、ようやく実感わいてきました。僕の征く道はこれだ、と。ひとつ言えるのはブタも肥えたら野獣になるんだな、と!(高山のダメージは)あいつは顔自体が崩れてるから、どれぐらいのダメージかわかんないんですよ、僕にも。案外、平気かもしれないですよ。」

▼60分1本勝負

⑨武藤敬司 ○獣神サンダーライガー(15分46秒 ライガーボム→エビ固め)高田延彦 ×佐野直喜