みちのくプロレス 1998年3月10日(火)大田区体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1,755人

▼20分1本勝負

①ヨネ原人 愚乱浪花(時間切れ引き分け)星川尚浩 薬師寺正人

▼30分1本勝負

②○田尻義博 日高郁人(20分30秒 グラウンド裏卍固め)田中稔 ×藤田穣

③○グラン浜田(9分22秒 腕ひしぎ逆十字固め)×タイガーマスク

▼時間無制限1本勝負

④○スペル・デルフィン MEN’Sテイオー(22分11秒 デルフィンスペシャルⅡ)新崎人生 ×船木勝一

※(試合後、リング上で)新崎人生「テリー、船木、そして今日ここにいないけどディック東郷。後のことは気にせず、思う存分暴れてきてほしい。ただ、もしも、もしも疲れて帰ってきたくなったらいつでもおいで。ここが、このリングが君たち海援隊のふるさとなんだから。私を含め、ここにいるレスラー、スタッフ、そしてサスケ、今日会場に来てくれた観客のみんな、東北、そして日本中の全員が海援隊を誇りに思っている。そのことを胸に留めて頑張ってきてほしい。健闘を祈る。」

スペル・デルフィン「俺たちは海援隊が留守の2~3年間、東北で昔のみちプロのような形態でジワジワと人気を普及させて、あいつらの帰りを待ってる。徳島も大阪も大田区も全部大成功。こんな不景気のとき、こんなに団体がいっぱいあるとき、急に決まった大田区に来てくれて、お客さんにありがとうと言いたい。」

MEN’Sテイオー「(スペル・デルフィンとのタッグについて)ベルト獲ったり獲られたりあったわけだから、違和感がないとは言わない。ショーンと組んだりディック東郷と組んだ方が連係もスムーズにいくし。ただ、札幌で一区切りがついて、誰しも新しいものにチャレンジしていかないといけないと思う。僕らは丁度ビッグチャンスが来てるんでチャレンジするけど、残ったメンバーもそうだし。そういう意味では新しい試み。デルフィンと組むなんて、テリー・ボーイ時代を含めてもみちのくでは無い。ユニバーサルのときに1回2回あったかどうか。本当に変なタッグ。組んでみたら意外と、こんなレスラーなんだなぁって別の感じがあった。人生に関してはお互いプロレスラーになった初期に闘ってたんで、お互い自分の原形を見ながら闘ってた気がする。走馬燈じゃないけど、何か見たなぁって感じながら闘って。普段喋らない彼が、しかもテイオーと言わず、テリーって言われたときはリング上でホロっときた。彼と僕にしかわからない部分で。」