全日本女子プロレス 1995年6月5日(月)後楽園ホール 試合結果

試合開始18時30分 観衆1,980人=満員

▼20分1本勝負

①府川由美 ○渡辺美佐恵(14分14秒 ドロップキック→片エビ固め)椎名由香 ×遠藤信江

▼全日本ジュニア選手権王座決定トーナメント1回戦=20分1本勝負

※チャパリータASARIが右ひざ半月板損傷の為、全日本ジュニア王座を返上。

②○田村欣子(8分16秒 押さえ込む→体固め)×加藤直美

▼日本VSメキシコ、ミニ・エストレージャ競演=30分1本勝負

③ブッタマン ○マヤ(8分25秒 メキシコ式波乗り固め)角掛留造 ×フトゥーロ

▼プロレスリング世界統一ミゼット級選手権試合=時間無制限1本勝負

④○リトル・フランキー(8分30秒 真空投げ→体固め)×E・フィリエストレージャ

※リトル・フランキーが世界統一王者となる。

▼30分1本勝負

⑤○堀田祐美子 前川久美子(13分41秒 ピラミッドドライバー)×三田英津子 玉田りえ

⑥○バイソン木村(15分14秒 変形レッグロックホールド)×下田美馬

⑦○ライオネス飛鳥(12分10秒 バックドロップの体勢から前に落とす→片エビ固め)×井上貴子

(試合後、リング上で)ライオネス飛鳥「今度のジャパングランプリ、バイソン木村を出場させることを要請します。それからもう一つお願いがあります。ジャガー横田の試合を増やしてください。みなさんもジャガー横田を見たいでしょう!」

ライオネス飛鳥「もうちょっと、私たちもおおきくならないと。今のままだったらスポンサーを集めてリングを買って、新人入れて、鍛えたとしても、晴れた気持ちで旗揚げを迎えることができない。もっと実戦で調子を上げて旗揚げしてよかったなと思えるような精神に早くなりたい。今のライオネス飛鳥は現在進行形。未熟者もいいとこです。(バイソン木村のジャパングランプリ参戦は)優勝できるわけがないです。今のバイソンじゃ。本人が自分の力は一番よくわかっていると思います。今は勝ち負けよりも試合に多く臨んでいくことが課題でしょう。(ジャガー横田についての発言は)現在のジャガーさんは、あるべき日のジャガー横田ではないんですよ。だけど、今のジャガー横田を作り上げるためには、試合に多く参戦させてもらわないと。そりゃあ、昔とは体も違うし、プロレスも今の時代のものとは全く違う。でもカムバックした以上は試合をする機会をもっと与えてほしい。あのマイクアピールは雷神隊にとっても大きな賭けだったんです。でも、すごくお客さんの反応があって、よし、と思いました。そのファンの声を全女のフロントの人に聞いてもらいたかったんです。試合をするたびに、現役はすげーなといつも思いますよ。でも、負けるわけにはいかないんです。今日はダンプも見に来てくれて西脇もいましたけど、リングに戻った以上は私の好敵手だったダンプにも、何だ戻んなきゃよかったじゃん、と言われたくないですから。」

▼60分1本勝負

⑧アジャコング ○井上京子 渡辺智子(20分16秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め)豊田真奈美 ×吉田万里子 伊藤薫

(試合後、リング上で)アジャコング「何が武道館で北斗とWWWAだ!?そんなことは札幌で私に勝ってから言え!札幌で赤っ恥かかしてやるからな!誰がお前を武道館にチャンピオンで上がらしてやるか!」

アジャコング「簡単に私を通り過ぎれると思ってるようですが、私はそんなもんなのか、と。ここでつまずいた方が彼女のためにもいいでしょう。豊田は確かにすごい試合を京子としたかもしれないけど、勝つのがチャンピオン。色んな話題が北斗にいってるけど、ここで巻き返します。全団体の全選手とやりたいというのがあるから、それにはベルトがないと恰好つかないし。