ジャパンプロレス 1986年2月16日(日)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆3,000人=超満員

▼15分1本勝負

①○笹崎伸司(10分29秒 逆エビ固め)×佐々木健介

※ジャパンプロレス新人第1号、佐々木健介がデビュー

▼20分1本勝負

②永源遥 ○保永昇男(10分33秒 回転エビ固め)×高杉正彦 アポロ菅原

③○寺西勇(10分4秒 ジャーマンスープレックスホールド)×仲野信市

▼30分1本勝負

④○高野俊二(7分0秒 体固め)×栗栖正伸

⑤○阿修羅原 鶴見五郎(13分38秒 体固め)アニマル浜口 ×新倉史弘

▼45分1本勝負

⑥谷津嘉章(12分2秒 両者リングアウト)ラッシャー木村

谷津嘉章「まんまとペースに乗った。木村はラフの展開は上手いけど、原や鶴見がいなければ何もできない。体調はよくなかったが、両リンの結果では俺の負けだ。今日は不完全燃焼で木村のスローペースに惑わされた。ブルドッキングは意識的に先にやった。」

ラッシャー木村「シングルでやってみて谷津の成長の跡がうかがえた。ブルドッキングは先を越された。もっとガンガン攻めてくると思ったが・・・ベルトを取ったと思っていい気になるなよ」

⑦○小林邦昭(11分43秒 リングアウト勝ち)×ヒロ斉藤

▼60分1本勝負

⑧○スーパー・ストロング・マシン(17分4秒 マスク剥ぎ→反則勝ち)×長州力

長州力「今日の試合は勝ったも同然だ!最初にくらったラリアットには驚いたけど、あいつがやらなければ、逆に俺がやっていたと思うよ。それにしても、足の攻撃はちょっとしつこかったんじゃないかな。あれは考えすぎだよ。そういう意味じゃあきっとあいつも俺に似ているんだろうね。とにかく、経験や場数じゃ俺の方が上なんだし、まあこれからだな。」

スーパー・ストロング・マシン「結果は皆さんの見た通りです。あれが長州の正体だ。ヤツは自分が追い込まれたと思って、俺のマスクに手をかけたんだろう。長州だけは、そんなことをするヤツじゃないと思ってた。去年の8月、俺はヤツの呼びかけにこたえて大阪へ行ったが、この返事はちょっと違うんじゃないかな・・・。この仕返しは必ずしてやる。あの長い髪をハサミでちょん切ってやるよ。作戦?今日は長期戦になると考えていたし、それなりに例のサソリ返しも温存していた。しかし、そんなペースにヤツは焦りを感じたんじゃないかな。」