UWFインター 1996年9月11日(水)神宮球場大会 試合結果

試合開始19時 観衆4万1,087人=超満員札止め

▼30分1本勝負

①○エロー”タイガー”マデューロ D1E5S1(8分0秒 ボディーブロー→KO勝ち)×山本健一 D2E0S0

②○金原弘光 D0E0S0(5分30秒 ヒザ十字固め)×ニコ・ゴルドー D0E2S0

③○桜庭和志 D2E1S1(10分41秒 持ち点切れ→TKO勝ち)×折原昌夫 D3E2S2 減点3

折原昌夫「今日はルールに負けたんで、桜庭に負けたつもりはない。」

▼特別試合=30分1本勝負

④○初代タイガーマスク(12分54秒 リングアウト勝ち)×ザ・コブラ

▼30分1本勝負

⑤○佐々木健介(8分43秒 ノーザンライトボム→体固め)×垣原賢人

佐々木健介「これが新日本プロレス!これが健介!今日は橋本真也も出るけど、これが俺だ!顔を洗って出直してこい!うちが本気になったら誰もかなわない!それだけ!」

垣原賢人「いろんな意味で完敗しましたから自分の中の甘い考えを消し去って、また一からやり直さなければいけない。」

⑥○川田利明(8分29秒 ジャンピングハイキック→体固め)×高山善廣

川田利明「こういう機会を与えてくれた馬場さんに感謝したい。彼のことは全く知らなかったがいい選手だと思う。力を持ってる選手だと思うけど、いらないところで力が入ってる。だから、ある程度キャリアを積めばいい選手になると思うよ。大きいし。試合中は歓声が聞こえなかった。外の試合って全部抜けちゃうでしょ。風で流れちゃうっていうか。リングに向かってこないっていうか。試合が終わってこれだけ呼吸が乱れてないっていうのはやっぱりペース配分。余裕があったからペース配分ができた。やばいと思う瞬間はなかったけど、最後に顔面蹴りを返されたのが悔しかった。彼も名前を売るのにいいチャンスだったんじゃないの?普段のファイトスタイルを知らないけど、俺は全日本プロレスのプロレスをやっただけ。(メインイベントについて)見たいけど、見てたら帰り、お客さんが混みそうだから(笑)高山の顔?うちにはもっと怖いのがいるよ(本田多聞を指しながら)」

高山善廣「チャンスをもらえるなら、全日本のどんな会場にでも行ってもう1回やらせてもらいたいですね。どんな地方の会場でも川田選手とやらせてくれるなら。今はもう川田選手しか目にないです。川田選手の方が器が大きい、そう感じた。

⑦○橋本真也(11分43秒 垂直落下式DDT→体固め)×佐野友飛

橋本真也「自分の調子が悪いこともあって、今日は苦戦した。」

▼20分1本勝負(アルティメット特別ルール)

⑧○安生洋二(2分48秒 アキレス腱固め)×デイビッド・ベネトゥー

安生洋二「捨て身的な感じで足をとりにいくしかなかった。正直言ってホッとしてます。東京プロレスの社長を目指す者の意地ですから。今はゴールデンカップスを抜けた身。昔を取り戻すつもりでテーマ曲も戻してみました。(全日本について)ファンの後押しがすごかったんで日本一の人気者を目指す僕としたら気分悪いですね。」

▼時間無制限1本勝負

⑨○高田延彦(19分30秒 腕固め)×天龍源一郎

天龍源一郎「もういっちょやったら違う結果を出せる自信はある。あんな蹴りじゃあ酒呑みに行けるよ(笑)Uインターのリングサイドにいる素晴らしいボキャブラリーのある人たちをもう1回からかってみたい。とても新格闘王の団体を応援している人だとは思えないよ。」

高田延彦「チョップ一発一発、全部体に残ってます。(全日本の対抗戦については)今後のことはまるっきり白紙。期待してもらって夢を見てもらうのは結構なんですけども、まったく白紙のゼロです。」