全日本プロレス 1994年11月25日(金)大阪府立体育会館大会 試合結果
試合開始18時 観衆5,200人=満員 ※テレビ収録
▼20分1本勝負
①○菊地毅 志賀賢太郎(15分30秒 火の玉ボム→エビ固め)×井上雅央 泉田竜角
▼30分1本勝負
②○ジョニー・スミス(13分18秒 パワープレート→エビ固め)×浅子覚
③○ダニー・スパイビー ジム・スティール(7分15秒 スパイビースパイク→片エビ固め)マイティ井上 ×小川良成
④○ラッシャー木村 百田光雄(18分17秒 グラウンドコブラツイスト)渕正信 ×永源遥
▼公式リーグ戦=30分1本勝負
⑤○アブドーラ・ザ・ブッチャー ジャイアント・キマラ<2点>(12分27秒 ジャンピングエルボードロップ→体固め)ジ・イーグル ×ファルコン<0点>
▼30分1本勝負
⑥スタン・ハンセン ジャイアント馬場 ○ドリー・ファンクJr(16分21秒 スピニングトーホールド→3カウント)秋山準 大森隆男 ×本田多聞
大森隆男「まだリーグ戦があるので・・・そのときに、ハンセンの方から大森は変わったとか言われたら本望です」
▼公式リーグ戦=30分1本勝負
⑦○スティーブ・ウィリアムス ジョニー・エース<6点>(17分0秒 タイガースープレックス→エビ固め)×ダグ・ファーナス ダニー・クロファット<2点>
⑧三沢光晴 小橋健太<7点>(時間切れ引き分け)川田利明 田上明<5点>
三沢光晴「得点1か失点1かって?それは後半にわかるんじゃないの。今はわかんないね。川田?どうだろうね・・・。三冠王者として意欲的なところは確かにあったね。俺は俺ですよ。先発で行ったのは最初が肝心だと思ったから。4強対決は前半にやるか後半にやるのかで変わってくる。だから、失点がもう許されないとか、その辺のところはわからない。今日はチャンスがなかったこともないけど、活かしきれなかった。過去の戦績はあてにならないよ」
小橋健太「今日が始まりだし、これから潰しあいになるだろうから、これが得点1なのか失点1なのか、まだわからない。失点1はお互い様だし。チャンスはあった。向こうと同じくらいあった気もする。あのチームとは、いつもどうなるかわからない試合をやってるし、勝てるとは思ってなかった。2連勝してると言ってもその日のコンディションとかで変わってくるし。4強対決以外は取りこぼしはできない。ひとつひとつ勝負に絶対はないわけだし、気を引き締めていく。」
川田利明「何か短かったな。あっという間に20分越えた気がした。最初から飛ばしてたけど、短いね。うーん、短いよ、何でだろう。ここで引き分けちゃったからもう負けられないし、一つも引き分けられない。試合前に30分しかないってことは頭に入れといたんだけど・・・15分経過の声が聞こえなかった。シングルで40分試合してる連中がタッグで30分は短いよ。だからって最初からフォール狙いにいっても3カウントなんかとれっこないし。昔は45分1本勝負だったんだよね。そう考えると馬場さんのところは時間かけないで勝ってるから強いよ。その馬場さんたちに勝てなかったら優勝できないし、プレッシャーは大きいね。あのチームはハンセンがバタバタしてるけど、馬場さんは落ち着いてる。そのギャップが大きい分、こっちはやりにくいな。」
田上明「勝てなくて悔しい。というよりしょうがないな。もう一歩だったけど30分は短いし、そう簡単にはいかないね。向こうの攻撃もきつかったよ。」