全日本プロレス 1995年7月7日(金)博多スターレーン大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,700人=超満員

▼20分1本勝負

①○マウナケア・モスマン(8分24秒 ダイビングボディープレス→体固め)×志賀賢太郎

▼30分1本勝負

②○ジョニー・スミス(13分1秒 パワープレート→エビ固め)×本田多聞

③○フューリー レイジ(13分54秒 合体パワーボム→エビ固め)小川良成 ×井上雅央

④○ジャンボ鶴田 百田光雄 浅子覚(14分50秒 バックドロップ→体固め)永源遥 マイティ井上 ×泉田竜角

⑤○秋山準 大森隆男(15分34秒 エクスプロイダー→片エビ固め)×マーク・ヤングブラッド クリス・ヤングブラッド

⑥○小橋健太(20分47秒 オレンジクラッシュ→エビ固め)×菊地毅

小橋健太「菊地さんが元気そうでよかった。近くで見ている時より、試合をやったほうがより菊地さんをわかる部分がある。今日は超世代軍とか聖鬼軍であるとかを抜きにして、同期の2人でやりあえたことがうれしいし、お互いに練習生の頃から負けたくないと思ってただろうし、いつかは闘えたらいいなと思ってた。菊地さんのやられてもやられても立ち上がってくるという昔のド根性ファイトがみえた。やりながら、そう感じた。最後の10分で菊地さんは攻めながらも息が切れたと思う。それでも負けたくないという気持ち、それが菊地さんのファイトスタイルだったと思う。ファンの人が望んでくれるなら何回でもやりたいと思う。」

菊地毅「今日は超世代軍、聖鬼軍云々じゃなく、新弟子時代のどこにも属さない、何のカラーにも染まってないような気持ちで、自分が自分としてガンガンいったつもりだったけど、やっぱ、体力、駆け引き、ペース、それは完全にあっちのほうが上回ってた。小橋選手自身、俺のカラーを壊さぬよう、自分の技を受けた、という感じにとれました。自分の9年間をぶつけていったわりには、自分の9年間っていうのはモロいものだった。小橋と触れた瞬間に自分が壊れたっていうか、触れる以前かな、相手の気迫で自分の気持ちが粉砕されたっていうか。試合としては、自分が攻め入って客は頑張ったなって見えたかもしれないけど、試合やってる当人としてはプライド、ズタズタになったな。コンチキショウ、コンチキショウって思いながらやったわけだけど、気迫以上に体力がついていかなかった。一番、小橋に対して言いたいのはほんとにありがとう。それしかないんだよね。もう一回?気持ちとしては3年、もしくは5年後、また自分がやれるという気持ちがあればやりたい。でも、少しでも逃げる気持ちがあったら、敢えてやらない。やれない。相手に失礼。もうきっぱり忘れて、あとアジア!」

▼世界タッグ王座挑戦者決定戦=60分1本勝負

⑦○ダグ・ファーナス ダニー・クロファット(18分14秒 投げっ放しジャーマンスープレックス→片エビ固め)×パトリオット ジョニー・エース

▼60分1本勝負

⑧○三沢光晴 スタン・ハンセン ジャイアント馬場(17分52秒 タイガードライバー→エビ固め)川田利明 田上明 ×渕正信