LLPW 1995年9月1日(金)千葉公園体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1,250人

▼30分1本勝負

①○ジェンヌゆかり(14分53秒 ジェンヌバスター→片エビ固め)×二上美紀子

②○ハーレー斉藤(17分13秒 タイガースープレックスホールド)×紅夜叉

③○立野記代(13分35秒 ダイビングボディーアタックを切り返して→エビ固め)×キャロル美鳥

▼45分1本勝負

④○神取忍 遠藤美月(11分24秒 パワーボム→エビ固め)風間ルミ ×大向美智子

※松葉杖をついた半田美希がリングに上がり、突然の引退宣言。内臓疾患と椎間板ヘルニアが引退に至った要因。

半田美希「今日はせっかく私たちの試合を見に来ていただいたのに欠場してしまって申し訳ないと思います。私はもう、プロレスを続けることのできない体になってしまいました。半年前に病院で宣告されました。突然ですが引退します。」

(控室にて)半田美希「半年ぐらい前に内臓疾患と言われて・・・プロレスをやるなら、あと半年だと言われて・・・。風間さんたちにこのことを言ったら、やるな!って言われるのわかってたし。半年、プロレスができるなら自分の持ってるものをすべて出そうと・・・。腰は全女との試合で痛めて、ずっと調子よくなかったんですけど、受け身も取れなくなって。その痛みが最近は首にもきてるし・・・。自分が納得する試合をこの半年、やりたかった。だから後悔はない。半年、頑張ったから・・・。引退じゃなくて長期欠場して出直すというのも考えましたけど、休んだ後に今までと同じ試合をする自信はなかったし。だったら、半年思い切りやってみようと。ほんと、自分では考えられないくらい突っ走ってきた・・・。どこかをかばってやる試合、手抜きの試合はしたくないし。だったら、やめた方がいいかな、と。(引退セレモニー)そのつもりはありません。このままスーッと。ファンに人には反乱を起こしてから手紙なんかでずいぶんと励まされたしファンの人たちがいなかったらここまで続けられなかったと思います。だから、本当に申し訳ないと・・・。今まで、どうもありがとう。(長嶋美智子について)紅と組んでたときより度胸はついてきたと思うよ。タッグを組む時、後輩としてだったらイヤだ。パートナーじゃなきゃイヤだ、って言ったら最近は本当に私のパートナーとして頑張ってくれた。それだけでも感謝してる。」

▼60分1本勝負(反則OKの特別ルール)

⑤○長嶋美智子(22分15秒 体の上に机を置いてのダイビングボディープレス→体固め)×イーグル沢井

(試合後、リング上で)長嶋美智子「お前らみんな、見たか!これからは私がLLPWの女王だ。紅、キャロル、二上、遠藤!お前ら、いつまでグズグズしてんだ。神取!お前の首は私が取るぞ!」