新日本プロレス 1995年2月11日(土=祝)大阪府立臨海スポーツセンター大会 試合結果
試合開始15時 観衆2,550人=超満員
▼30分1本勝負
①○ディーン・マレンコ(9分34秒 バックの取り合いから丸め込む→エビ固め)×石沢常光
②○グラン浜田 保永昇男(9分18秒 バックドロップ→体固め)エル・サムライ ×高岩竜一
③○マイク・イーノス(9分18秒 フロントスープレックス→片エビ固め)×ブラックキャット
④○大谷晋二郎(13分54秒 飛びつき前方回転エビ固め)×金本浩二
※試合後、金本は握手と思わせて強烈な張り手を大谷に叩き込んだ。
金本浩二「勝てないすね。最後は見すぎた。蝶野さん殺法ちゅうか、やられてても(大谷は)結構余力があった。大谷はペガサスやブラックと色々やってきて数多く技を受けてますから、ちょっとやそっとの技では効かない。受け身がちゃんとしてた。ドラゴンを狙ったんですけどね、意地でもかけられないという感じでした。海外へ出る前は後輩とやってるというイメージしかなかったのが、今はライバルですからね。俺がやって、あいつがのびてても、足を出したり手を出したり駄々っ子みたいに来たんでね。あれだけでも大谷の負けないという感じ、受け取れた。次また練習して勝てるように頑張ります。タイトルマッチ前に大谷と組むタッグ(2・17浜松大会)があるので、昔の越中、高田組のようないいチームになるよう、頭を切り換えます。」
大谷晋二郎「楽しかったですね。これですよ、試合が終わった後のこの充実感ですよ。今日は勝ち負け以上にすがすがしかった。試合後、金本浩二は男らしくないところがありましたけど、あれもこのままでは終わらないぞ、という彼の意地だと思います。これで彼は2回、フォール取られたわけですけど、悔しいんじゃないですか。でも、次やるときはまた悔しがらせてやりますから。今日は何一つ負ける気がしませんでした。彼はメキシコに遠征に行きましたけど、そんなことは関係ありません。僕はこの日本で修行してきましたから。彼とは何十回、何百回と闘うことになるでしょう。ポスト・ライガーの座を争えるのはうれしいですが、その座につくのは間違いなく自分です。両国はともに勝って統一選をしましょう、と伝えておいてください。」
⑤○平田淳嗣(12分13秒 魔神風車固め)×ヒロ斉藤
⑥マサ斎藤 ○佐々木健介(13分37秒 トルネードボム→片エビ固め)ロン・シモンズ ×フライング・スコーピオ
⑦○野上彰 飯塚孝之(10分2秒 ジャーマンスープレックスホールド)長州力 ×永田裕志
▼45分1本勝負
⑧○馳浩 安田忠夫(12分45秒 ノーザンライトスープレックスホールド)木戸修 ×中西学
⑨橋本真也 ○天山広吉(9分58秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)スコット・ノートン ×蝶野正洋