新日本プロレス 1995年2月12日(日)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1,978人=超満員札止め ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○ブラックキャット(17分47秒 DDT→エビ固め)×高岩竜一

▼30分1本勝負

②○飯塚孝之(11分46秒 ブリザードホールド)×エル・サムライ

③○ジョー・マレンコ ディーン・マレンコ(14分23秒 ジャーマンスープレックスホールド)×永田裕志 石沢常光

永田裕志「決まっているようで決まっていないところはポイントをずらしているのかもしれないけど、取りに行くスピードとかは負けているとは思わない。最初のエスケープを取った腕ひしぎにしても簡単に入れたからアレ?と思って」

④木戸修 馳浩 ○中西学(15分11秒 アルゼンチンバックブリーカー)ロン・シモンズ マイク・イーノス ×フライング・スコーピオ

⑤○グラン浜田(10分38秒 ウラカンラナ)×保永昇男

⑥○大谷晋二郎(14分51秒 横入り式エビ固め)×金本浩二

大谷晋二郎「何の遠慮もなしに喉元、顔面、蹴りボンボン・・・今日はサイコーの気分でした。」

▼45分1本勝負

⑦蝶野正洋 天山広吉 ヒロ斉藤(5分35秒 ダイビングヘッドバット→片エビ固め)×長州力 橋本真也 平田淳嗣

※試合後、長州力を踏みつけて勝ち誇る天山広吉目がけて橋本真也が猛烈な勢いで体当たり。そこから会場全体を使っての大乱闘となった。

※控室でパートナーの橋本真也、平田淳嗣に対して「俺一人でやってんじゃないぞコラ!お前ら選手会の問題だろうがコラ!越中だろうが蝶野だろうが山本、お前らだろうが、ここは!俺の体一つしかねえんだぞコラ!一つずつつぶしてみろコラ!そしたら認めてやらあ!」と叫び、橋本と平田それぞれにイスを投げつけた。カツを入れられた橋本と平田は蝶野陣営の控室に討ち入り。「山本、えらそうにしてんじゃねえぞ!何考えてるんだ!」(橋本)「うるせえ!」(天山)と罵声が飛び交い、揉み合いとなった。

橋本真也「この問題に対しては今回、全く許すつもりはありません。選手会の一人として、あいつを迎えたわけですけど、こういう裏切り方をするんだったら選手会として必ず処分して、あいつが責任とらない限りは選手会は解散します。何が選手会だ(ということになる)。こんなにルール無視されてね。こんなの選手会と言えないですから。それから、もう完全に全面対戦となるわけですけど、昔みたいに上の人だけがやるっていうんでなくて、新弟子でも誰でも今回の問題に頭にきてやりたいっていうんなら誰でもやらせますよ。俺もそいいう昔、そういうのあって悔しい思いしてるからね。誰でも食いつかせていきますからね。やるんだったら最後までとことん、しめしつけます。落とし前つけないとやっていけない。選手会だけでなく新日本プロレスも潰れてしまう。会社に対してもすごくイヤだったけどね、まあさっき長州さんにああいう風に言われて、選手会ってこんなもんだったのかなあって。何の意思の疎通もなくて。ただ欲望だけでそんな風にしていいのかっていう・・・今、考えてるところなんですけど。こういうことがあるんだったら、海外へ出た選手出た選手、みんなこういうことになってしまうよ!自分のことだけ考えて行動すりゃ・・・確かにアメリカとか外国にいる時はそういうことが必要かもしれないけど、一つの団体にいるんだからさ俺らは。自分の責任を果たしてからやるんだったら出ていけばいいんだよ!何にも知らないで日本に帰ってきたばかりで偉そうなことこくんじゃないよ!!まあ、今回は徹底的に潰すだけです。それだけです。潰せなかったら選手会解散するから、もう!」

馳浩「越中さんの問題から始まって、蝶野選手、天山に繋がっていくみたいですけど、何か、自分さえよければそれでいいのかっていう疑問を感じるし、じゃあ我々が今まで一から若い選手をずっと見てきたものが、じゃあ俺も好きにやればいいんだという形でリングの中がメチャクチャになってしまうというのも矛盾を感じるし・・・」

▼60分1本勝負

⑧○スコット・ノートン(11分54秒 トップロープに体を乗せてのDDT→体固め)×佐々木健介