新日本プロレス 1995年9月22日(金)愛知県体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1万人=超満員

▼20分1本勝負

①○高岩竜一(7分6秒 逆エビ固め)×保永昇男

②○永田裕志(9分10秒 腕ひしぎ逆十字固め)×安田忠夫

永田裕志「Uインター?ずっと居ても立ってもいられなかった。僕はUWFというものに特別な思いがありますから。明日は是非長州さんに自分を指名してもらいたい。憧れてきたUWFというものを肌で確かめてみたいんです。」

▼30分1本勝負

③○ヒロ斉藤 サブゥー(15分9秒 机の上にDDT→片エビ固め)野上彰 ×ブラックキャット

④ワイルド・ペガサス ○大谷晋二郎(17分2秒 ドラゴンスープレックスホールド)獣神サンダーライガー ×エル・サムライ

獣神サンダーライガー「皆さんは何でもドームに結び付けるけど、僕はその先も考えてるし。まだ発表できないけど、今年いっぱい色んな事があるよ!これから突っ走るからファンのみんなもついてきてくれよ。そこまで息切れしないようにね。」

大谷晋二郎「今日くらいの実力なら大阪は間違いなく自分が勝つでしょう。何回も返り討ちにあってますが、それも大阪で終わりです。」

⑤長州力 ○飯塚高史(7分25秒 ブリザードスープレックスホールド)ホーク・ウォリアー ×ロード・スティーブン・リーガル

▼45分1本勝負

⑥○スコット・ノートン(9分3秒 ラリアット→片エビ固め)×ビッグ・ブーバー

▼UWA世界ジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑦○グラン浜田<挑戦者>(16分39秒 チキンウイングアームロック)×金本浩二<王者>

※金本浩二が3度目の防衛に失敗。グラン浜田が新王者となる。

グラン浜田「いつもオジンだ何だと言われてたし、何度も挑戦して負けてたから、そろそろ結果を出さないといけなかった。これからクリスと組んでガンガンいきます。でも、ここのジュニアはみんな凄い。ああいう連中とやってきたから、これを取れたと思う。」

▼60分1本勝負

⑧○蝶野正洋 天山広吉(9分25秒 STF)山崎一夫 ×木戸修

(試合後、リング上で)蝶野正洋「山崎、新日本のリングでタッグマッチを教えてやる!」山崎一夫「おまえにはな、シングルマッチを教えてやるよ」

山崎一夫「今日の負けはしょうがない。蝶野にしろ、天山にしろ始めて当たったわけだから、いい味見になった。今日の試合だけじゃあ蝶野が前菜なのかメインディッシュなのか、まだ味見し足りないからね、わかんないけど、あの調子なら勝てますよ。向こうがシングルで来る勇気がね、いつになったらできるのか。いずれにしてもじれったい。またタッグリーグ戦だなんて。多少は体が反応するところもあるけど、タッチワークにしても場外乱闘にしても体が忘れてる部分がある。少し、こう気を使いますね。自分の闘ってる相手以外のところもみてなきゃいけないから。UWFから新日のルールに変わったのに対し、体が変わりきってない。ルールを味方にするしかないですね。」

⑨○橋本真也 平田淳嗣(17分39秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)×武藤敬司 佐々木健介

武藤敬司「マスコミの人が今日や明日の試合よりも、絶えずUWFインターのことを聞いてくる。それが目に見えないプレッシャーとなった。」