パンクラス 1995年9月1日(金)日本武道館大会 試合結果

試合開始19時 観衆1万5,500人=満員 ※ビデオ収録

▼10分1本勝負

①○ラリー・パパドポロス D0E0(ロストポイントの差により時間切れ判定勝ち)×稲垣克臣 D0E1

②○高橋義生 D0E0(5分12秒 肩固め)×渋谷修身 D0E0

高橋義生「入場式の時から僕が思っていた以上に声を送ってくれて、本当に嬉しかったんですよ。浦島太郎ですからね、自分。試合前、レフェリーにルールを説明してもらったぐらいだから。もう忘れられちゃってると思ってたんですよね・・・。だから、ゴエスとの試合を楽しみにして見に来てくれたお客さんに申し訳なくて・・・横浜でもそれ以後でもどこでもいい。とにかく今後はゴエス戦に絞ります。」

③○冨宅祐輔 D0E0(5分30秒 腕ひしぎ逆十字固め)×トッド・メディーナ D0E0

④○ジェイソン・デルーシア D0E0(2分25秒 三角絞め)×伊藤崇文 D0E1

▼3分5ラウンド(キックルール)

⑤○モーリス・スミス(2R 2分14秒 右ローキック→TKO勝ち)×山田学

山田学「今日一番言いたかったのは不可能はないということです。かといって成功すれば、いいといえばそうじゃないと思う。その時、一瞬一瞬を精一杯生きることができればいい。だから今回は試合についても満足しています。」

▼20分1本勝負

⑥○船木誠勝 D0E0(6分46秒 アキレス腱固め)×ガイ・メッツァー D0E2

▼キングオブパンクラス選手権試合=30分1本勝負

⑦○バス・ルッテン<挑戦者>D0E1(15分35秒 フロントチョークスリーパー)×鈴木みのる<王者>D0E0

※第2代王者・鈴木みのるが初防衛に失敗。バス・ルッテンが第3代王者となる。

鈴木みのる「パンクラスのベルトって防衛するのも獲るのもすごく難しくて複雑ですね。ベルト持ったの初めてだったですけど、これがベルトの重さなんだなあっていう気します。お宝とったはいいけど、お宝が重すぎて維持していくのが大変だなっていうのをめちゃくちゃ感じました。でも、また必ずとりますよ。」

船木誠勝「ここまでくると、ベルトは長く巻けるものじゃないですね。旗揚げから2年たっているし、技術が上がっているから、誰が誰に勝ってもおかしくない。そういう中でのチャンピオンは大変ですよ。普通の試合でも負けられないし、プレッシャーが凄いと思います。俺自身、はっきりとベルトが見えてきましたんで、挑戦するまでは1敗もできない。一試合一試合、このメンバーの中では、よほど意表をついた攻めでも見せないと勝つことは難しいですね。次は俺とシャムロック、フランクあたりに絞られてくると思います。やっぱり、シャムロックは怖いですよ。」