LLPW 1994年9月23日(金=祝)後楽園ホール大会 試合結果
試合開始12時 観衆1,850人 ※ビデオ収録
▼20分1本勝負
①○遠藤美月(6分7秒 ラリアット→片エビ固め)×山下淳
▼30分1本勝負
②○半田美希(20分18秒 変形裏投げ→片エビ固め)×ジェンヌゆかり
▼45分1本勝負
③紅夜叉 ○長嶋美智子(20分0秒 雪崩式ノーザンライトスープレックス→体固め)風間ルミ ×キャロル美鳥
④○イーグル沢井 大向美智子(15分54秒 サンダーファイアーパワーボム→片エビ固め)ハーレー斉藤 ×二上美紀子
▼LLPW認定シングル選手権試合=60分1本勝負
⑤○立野記代<挑戦者>(15分47秒 回転揺りイス固め→バナナスプレット→エビ固め)×神取忍<王者>
※初代王者の神取忍が3度目の王座防衛に失敗。立野記代が第2代王者となる
※立野記代の入場前、山崎五紀からのメッセージが場内に流された。
「こちらに来て、もう2年半になりますが、記代のファイトはプロレス雑誌を見て、いつも気にしています。もっともっと頑張ってほしいと思います。そして、もし今日、記代が勝ったら、東京とニューヨークの往復チケットを着払いで送りますので、頑張ってね。」
立野記代「3日前に五紀から電話があったんです。『ビートたけしは死んだの?』て聞くから『入院してるだけだよ』って。あれ、合図だったのかもね。・・・今まではなかなか結果を残せなかったけど、この間のワンナイトトーナメントで本当に勝つ喜びが新たに芽生えた。今回はどうやったら勝てるんだろうということをずっと考えてた。」
神取忍「父親のこと?うん、昨日も病院に行っててね。でも試合とは関係ないからあまり大げさに書かないでください。言い訳なんか神取忍に似合わないじゃん。それより今年はダメだな。ツキがないっていうか、もう今年なんて早く終わってほしいと思っているぐらい。ブル戦がよかったとか、週プロさんの巻頭カラーにしてもらったのは嬉しいけど、負けは負けだから。今日だってフォールについては文句ない。立野を褒めてあげてよ。あれだけガッチリと固められたら全く返せなかった。ただ、一つだけ言わせてもらえば、立野に2敗目、ハーレーにもタッグで負けたりしているんだけど、何かものすごく悔しいとは思わない。もちろん残された試合は目いっぱい頑張るけど、来年、巻き返したい。そのために考えていることもある。あっと驚くことをね・・・。こんなことで私は引退しないから。自分をよーく見つめて、復活への道を考えます。復活した時は怖いよ(笑)」