リングス 1995年12月19日(火)大阪府立体育会館大会 試合結果
試合開始18時30分 観衆5,382人=満員 ※テレビ収録
▼30分1本勝負
①○エミール・クラステフ D0E5(3分50秒 後ろ回し蹴りでレフェリーストップ→TKO勝ち)×坂田亘 D3E0
②○グロム・ザザ D1E3(9分33秒 ワキ固め)×高阪剛 D2E4
高阪剛「ザザとは波長が合っていた。自分の試合さえできれば勝てる相手と思ったんですが・・・(モーリス・スミスについて)キックボクシングの選手。身長は僕より大きくて体重は同じくらい。そのくらいです。」
③○ピーター・ウラ D0E0(6分54秒 フロントスリーパー)×バロージャ・クレメンチェフ D0E2
④○長井満也 D0E7(14分44秒 フロントネックロック)×ニコライ・ズーエフ D1E0
▼トーナメント準決勝=30分1本勝負
⑤○山本宣久 D1E2(10分17秒 腕ひしぎ逆十字固め)×ヴォルク・ハン D0E3
山本宣久「グラウンドに関して、この1年間築き上げてきたものがどこまで通用するかハンとの試合で確かめたかったんですが・・・スピードがなくてダメでしたね。でも、勝ったから、もう善戦とは言われないでしょう。善戦とは僕が下に見られていたからであって、これで同等に並んだから。(前田日明との決勝戦について)嬉しいですね。決勝の大舞台で前田さんを倒せたら価値あるし。でも、今日の状態ではきついでしょうね。僕の調子が良ければ、いけます。良くなかったら・・・経験では上ですからまずい。名古屋でやった時のように、勢いプラス冷静さでいければ・・・前田さんをカーッとさせます。それで冷静さを失わせて。」
⑥○前田日明 D1E0(3分48秒 ヒザ十字固め)×ハンス・ナイマン D0E3
前田日明「(決勝戦は)ハン対ナイマンもあり得ると思っていた。(山本宣久戦について)でも、この辺で出てきてもらわないと。去年2戦やって、あれからまた彼も色んなことに挑戦して、得る物も多かったと思う。山本は力をつけてきたし、楽しみです。(去年の2戦は)向こうも正面突破で来たから、俺も正面からガッチリ受け止めた。でも、もうそういう試合ができないと思う。俺は相手を横に引っ張ったりしないがらペースを握っていく。それを山本が乗り越えれば、俺も色んな意味で安心しますね。うちはね、リングスという場所なんです。セットの名前じゃない。そういうトップレベルの選手が一人でも多く集まって試合をやってほしい。スミスには交渉を進めてます。」