全日本女子プロレス 1996年2月12日(月=休)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始12時 観衆2,200人=超満員札止め

▼20分1本勝負

①○椎名由香 谷山美奈(8分47秒 ミサイルキック→体固め)遠藤信江 ×渡辺美佐恵

▼全日本ジュニア選手権試合=20分1本勝負

②○田村欣子<王者>(7分9秒 ドロップキック→体固め)×最上眞理<挑戦者>

※第26代王者・田村欣子が4度目の防衛に成功

田村欣子「期待外れでした。全然焦らなかったです。遠藤とは時間切れだったし、渡辺もケガしてたから、ちょっと心残りはあるけれど・・・ある程度、防衛したら返上して、タッグ王座に狙いを絞っていきたい。」

▼30分1本勝負

③○レジー・ベネット 下田美馬(15分28秒 ダイビングボディープレス→体固め)堀田祐美子 ×三田英津子

④○アジャコング(11分17秒 裏拳→片エビ固め)×山田敏代

(試合後、リング上で)アジャコング「もう自分で自分にブレーキをかけるのはやめようよ。自分が楽しくなかったらお客も楽しくないよ。プロレスラーだったら、もっと自分をさらけ出そうよ!私とバイソンからタッグのベルトを取った頃の山さんに戻ってよ!」

アジャコング「かっこ悪いよね。でもさ、そういう姿を見せないと、お客さん、感情移入できないじゃない。昨年、美馬がブレイクしたのは自分の気持ちをわからせる努力をしてきたから。山さんはそれをしてきてないから、いくらいいキックを打っても客席まで届かないんだよ。」

▼「長谷川咲恵シングルカウントダウン7番勝負」第6戦=30分1本勝負

⑤○バイソン木村(13分10秒 ケサ斬りチョップ→体固め)×長谷川咲恵

長谷川咲恵「出待ちの時に、アジャ様のマイクが聞こえてしまって・・・それでプロというものを強く意識してしまった・・・。黙ってやってても感情出せるのに、変に意識して出そうとしたので空回りした。カウントダウンということは私より木村さんの方が意識していたみたいですね。去年の3月の横浜の時と一番違う点はそこじゃないですか。最後にチョップの洗礼をありがたく受けさせていただきました。」

バイソン木村「貴重な7番勝負に対戦をお願いして、長谷川がどうして受けてくれたのか、その意味がわかったような気がします。自分がかつてプロレスから逃げたことがあったので、長谷川が“好きなプロレスから逃げちゃいけないよ”と教えてくれたんじゃないか、そう思います。」

▼“D-Power”初見参!キャプテンフォール・サバイバルウォー=60分

井上京子(C) 井上貴子 渡辺智子 前川久美子 チャパリータASARI(3-2)豊田真奈美(C) 吉田万里子 伊藤薫 府川由美

1)○豊田真奈美(11分10秒 ドロップキック→片エビ固め)×前川久美子

2)○井上京子(17分19秒 ナイアガラドライバー)×伊藤薫

3)○吉田万里子(20分0秒 雪崩式DDT→体固め)×渡辺智子

4)○チャパリータASARI(22分22秒 スカイツイスタープレス→片エビ固め)×府川由美

5)○井上貴子(28分5秒 京子とのデンジャラスジャッキー→片エビ固め)×吉田万里子

※キャプテンをフォールするか、キャプテンを除く選手をすべてピンフォールすれば勝ち