キングダム 1997年11月3日(月=休)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,160人=超満員

▼15分1本勝負

①○松井駿介 D0E0=5点(4分37秒 腕ひしぎ逆十字固め)×豊永稔 D0E2=3点

※豊永稔、デビュー

②○山本健一 D0E0=5点(5分33秒 ダブルリストロック)×折原昌夫 D0E3=2点

折原昌夫「一生懸命練習はしてるけど、試合の中で全然出ない。キングダムというのは団体の勢いじゃなくて一人一人が意味のある強さを持っているというか。見つめ直すものがまたいっぱいできました。山本選手にはありがとうと言いたい。」

山本健一「もうトップの人たちには名前で商売してほしくない。俺たち下のもんが動いていかないと。キングダムどうこうじゃなく、もっと広い海に出てみたい。現段階では12月のアルティメットに出ることはない。でも来年以降はわからない。これからはそのときの自分の気持ちに正直に生きていきたい。僕は本当にアルティメットに出たい。アマチュアの格闘家になめられたら腹が立ちますから。」

▼20分1本勝負

③○垣原賢人 D0E0=5点(3分26秒 足首固め)×フェリックス・ミッチェル D0E1=4点

④○高山善廣 D0E2=3点(7分56秒 三角絞め)×佐野友飛 D0E0=5点

佐野友飛「高山は顔面に入れられても物怖じせずに前へ出ていける。後は細かい技を覚えれば誰も勝てなくなるでしょう。」

高山善廣「これからはキングダム内での自分の位置づくり。どうしても活動が二分割されちゃってたんで僕も外敵を撃つみたいなものをやりたい。」

⑤○桜庭和志 D0E0=5点(1分18秒 足首固め)×グレッグ・ダグラス D0E0=5点

▼30分1本勝負

⑥○金原弘光 D0E2=3点(8分46秒 腕ひしぎ逆十字固め)×安生洋二 D0E0=5点

金原弘光「全選手が思ってることだけどヒクソンに復讐しないことには腹の虫がおさまらない。ファンの皆さんには未来を期待してくださいと言うしかない。道場で練習していてもみんなのレベルが変わらない。とにかくみんなでレベルアップしてキングダムを最強というものにしなくてはいけない。絶対に復讐します。キングダムは一番苦しい時期なんです。マスコミのみなさんも協力してください。パトスミ戦は5分以内で勝ちたい。そうでなければ今日の勝ちの意味はない。実績を一つずつ作ってヒクソンへの復讐を果たしたい。」