UWFインター「ALL-OUT CONTEND BATTLE UWFインターナショナルVS新日本プロレス」1995年10月11日 大阪府立体育会館 試合結果

UWFインター 1995年10月11日(水)大阪府立体育会館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆6,200人=超満員 ※ビデオ収録

▼ダブルバウト=30分1本勝負

①○金原弘光 桜庭和志(7分46秒 ヒザ十字固め)×石沢常光 安田忠夫

金原弘光「とりあえず勝ってよかった。関節はガッチリと入ったんで、いけるとは思ったんですけど。石沢選手はヒザが弱いんですかね?ポイントが少しずれてたんで逃げられるかと思った。集中力を高めていくのが難しいですね。月イチの試合感覚に慣れているから、僕にはこのペースは向いていない。とにかく僕は田村さんとやりたい。代々木では2試合出場してもいいから田村さんとやりたい。(石沢は)上に乗ってくるのはうまいんですけど、そっからがないんです。何がしたいのかが見えてこない。向こうが上に乗って、関節を取りにくればこっちも動きやすいんですけど、それがないんです。」

桜庭和志「もっとやりたかったですね。(安田忠夫にジャイアントスイングをされたのは)一番悔しいです。お客さんに数を数えられたらどうしよう、と思いました。(笑)さされたらきついすね。タックルとかは取れそうでしたけど、蹴ってもあまり効かないし。力の強い人にはどうやったらいいかが勉強になりました。」

安田忠夫「自信ついちゃったな、これで(笑)軽いから、小さいし、へたに何かするより捕まえて倒しちゃえば何にもできないすからね。こっちの手が甘かったけど。上に乗られちゃったから。ちと焦った。それだけですね。上になっても攻め方が甘いんで、その辺を道場で練習したいと思います。出ろと言われれば喜んで!(ジャイアントスイングは)最初からやるつもりでした、チャンスがあれば。最初に組んで軽かったんで、これなら10周は回せるかなと思って。5周ぐらいでやめようかなと思ったら余計きつくなっちゃって、すぐタッチしちゃったんですけど。それが石沢選手の仇になっちゃって、悪いことしちゃったんですけど。下になって防ぐのは得意なんですけど、上になってやるのがわかんないんすよ(苦笑)決め方がわかればもっと早く決まるんですけどね。」

▼30分1本勝負

②○高山善廣<13点>D0E2S0(6分31秒 アームロック)×山本健一<8点>D2E1S0

高山善廣「1対1の闘いにおいては(対新日本よりも)今日の方が怖かった。山本の性格も練習内容もよく知ってますから。」

山本健一「Uインターに入って、一番よく一緒に練習して、一番いじめられたのが高山さんなんです。だから何とか強くなってやろうと、そればっかり考えとったんで、今日試合をやらせてもらって光栄ですわ。ほんま楽しかったですわ。」

③○佐野直喜<14点>D0E1S0(4分55秒 スリーパーホールド)×ビリー・スコット<8点>D1E2S2

▼45分1本勝負

④○佐々木健介(7分49秒 ストラングルホールドγ)×中野龍雄

(試合後、リング上で)佐々木健介「おい、UWF!これがテメーの実力か!」

佐々木健介「ドームでは長州さんが『誰かがポカやるだろう』て言ってて、結局そのポカやったの俺だったから、めいっぱい怒鳴られたけどな。まあでも、基礎から始まっているもんが全然みんな違いすぎるな。若い奴らにしてもね。まして長州さんなんかオリンピックレベルだ。それ以上だよ。そんなのに学生レベルの相手がぶつかってたら通用しないんじゃないか。安田だって13年間も何もなくシコ踏んでたわけじゃないからな。とにかく、新日本プロレスをなめるな。俺だってそんなに甘くねえぞ。こだわり持ってくるんだったら、こだわり持ってこい!いつでも受けてやる。あの時、言った通り、自分の中でほんとに吹っ切れたものがあるし。(ドームで)負けたのはほんと胸糞悪いよ!でも何か逆に嬉しい部分があるね、やっと戻れたかって。いや、前以上かもしれないな。」

中野龍雄「まあ、夢中でやったんで、よく覚えてない。気がついたら2回ぐらい相手が倒れていた。よく覚えてねえなあ。最初はグラウンドで、力で押さえつけようとしていたのはわかる、相手が。でも、後はよく覚えていない。倒すことしか考えてなかったから。こないだの橋本戦で、首も痛めているし。だから打撃で倒してやろうと思っていた。向こうの方が体重あるし、乗っかられるとバテるし。だから、無意識のうちに倒したんじゃないすか?まだまだ、とことんやるよ。こんなもんじゃ終わらせん。」

▼ダブルバウト=60分1本勝負

⑤安生洋二 ○垣原賢人(9分38秒 スリーパーホールド)長州力 ×永田裕志

(試合後、リング上で)垣原賢人「おい、長州!新日本はそんなもんか!?新日本を守れんのか!?俺はUWFを守る!」

長州力「垣原はいい選手だな、ああ。いい根性してるな、垣原は。気に入ったよ、うん。まあガムシャラすぎればいいんじゃないの。あれで反対に本人が間をもったりしてね、自分がやってることよくわかってきたら怖いよな。今必死にやってるからいいんじゃないの。俺は最後、あいつが言った言葉が気に入ったね。1人で守ってみせる・・・いいじゃない、うん。やりがいがあるだろ、あいつも。ただ、どこまでできるか、だな。今日はほんとに垣原って男をほめる、俺は。いい素材だよ。素質もある!ああ。おお。一生懸命トレーニングして、いいコンディションもって立ち向かってこいと。うちもなめたりはしないから。ああいう選手に対してはいきのいいヤツをどんどんどんどんぶつけていくよ。お互いにいいものが生まれるだろ。」

垣原賢人「一言だけ・・・俺がUを守ります!俺がUを守ります!それだけです。以上!」

 

ochoso

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