新日本プロレス 1986年3月26日(水)東京体育館大会 試合結果

試合開始18時 観衆1万1,640人=超満員札止め

▼15分1本勝負

①○畑浩和(12分6秒 体固め)×船木優治

▼20分1本勝負

②○ブラックキャット 橋本真也(15分33秒 体固め)×金秀洪 蝶野正洋

▼30分1本勝負

③○ドン荒川(7分5秒 体固め)×ファーマーボーイ・イボ

④マット・ボーン ○ニック・キニスキー(10分58秒 片エビ固め)越中詩郎 ×小杉俊二

⑤○ビリー・ジャック(7分25秒 首固め)×力抜山

▼45分1本勝負

⑥坂口征二 ○コブラ(7分2秒 反則勝ち)ザ・ジャッカル ×クリス・アダムス

▼ヤングライオン杯’86争奪リーグ優勝戦=60分1本勝負

⑦○山田恵一<27点>(12分49秒 エビ固め)×後藤達俊<31点>

※山田恵一が第2回ヤングライオン杯制覇。

▼新日本vsUWF「5対5イリミネーションマッチ」タッグ勝ち残り方式=時間無制限勝負

⑧アントニオ猪木 藤波辰巳 木村健吾 上田馬之助 星野勘太郎(3-2)前田日明 藤原喜明 木戸修 高田伸彦 山崎一夫

1)○木村健吾(9分10秒 逆さ押さえ込み)×山崎一夫

2)○藤原喜明(15分47秒 アキレス腱固め)×星野勘太郎

3)○前田日明(17分54秒 ニールキック→リングアウト勝ち)×木村健吾

4)藤波辰巳(24分55秒 両者リングアウト)藤原喜明

5)上田馬之助(27分31秒 両者リングアウト)前田日明

6)○アントニオ猪木(31分37秒 裸絞め)×高田伸彦

7)○アントニオ猪木(33分38秒 延髄斬り→体固め)×木戸修

アントニオ猪木「前田は徐々に変化している。以前は凝縮した部分に凄みが生まれる男だったが、これに幅が出ればあの体で柔軟性もあるんで怖い存在。ただ彼のスープレックスなど俺から見るとほんの少し引っかかる所がある。小さな小さなゴミのために車輪が回りきらない、そんな部分が残っている。しかし、そのゴミがとれるのも時間の問題だろうね。」

前田日明「勝負に勝って試合に負けた。上田さんをああいう使い方でくるとは予想もしていなかった。土性っ骨というか、一度負けた相手にはどんなことをしても次に勝ってやろうという意気込みが伝わってきた。あれが力道山時代のレスラーの凄みかもしれないと思った。」