リングス 1997年1月22日(水)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1万1,800人=満員

▼30分1本勝負

①○坂田亘 D0E0(19分41秒 フロントネックロック)×ショーン・マッコーリー D0E7Y1

坂田亘「必ず新しい坂田を見せます。今までの俺は忘れてください。中量級のトーナメントがあると聞いてるんで、それに出られるようになったら俺が取りますよ。」

②○グロム・ザザ D1E2Y2(10分12秒 ネックロック)×成瀬昌由 D0E4

③○高阪剛 D1E4(10分4秒 ヒールホールド)×イリューヒン・ミーシャ D1E5

④○ニコライ・ズーエフ D2E1(13分1秒 レッグロック)×長井満也 D1E5

長井満也「まだ正式に決まってないけど、5年間リングスの一員としてやってきて、もちろんこれからも一員ですけど、今年は違うスタイルにも挑戦したい。それができそうなんで、リングスとそれの二本立てでいきたい。」

⑤○前田日明 D1E0(5分35秒 フロントネックロック)×モーリス・スミス D0E0

前田日明「このところ、リング外のことに追われすぎてちょっとファンをガッカリさせたことが多いと思う。今年が新日本に入門してから20年。来年はデビュー20周年。キリのいいところで終わりはピシッと飾りたい。」

▼トーナメント3位決定戦=30分1本勝負

⑥○ビターゼ・タリエル D0E5(6分19秒 ヒザ蹴り→TKO勝ち)×山本宣久 D4E0

山本宣久「何にも効いてない。こんなんで止められたんじゃ試合になんない。不完全燃焼。(田村潔司について)いつでもやってやる。ジャパンならジャパンでみんな一緒に練習して技術を高めていったらいい。でも田村さんだけいつも一人で孤立している。そんなに雰囲気が嫌なら、道場に来ない方がいいんじゃないですかね。」

▼トーナメント決勝戦=30分1本勝負

⑦○ヴォルク・ハン D1E2(12分36秒 アキレス腱固め)×田村潔司 D0E3

※ヴォルク・ハンが2年ぶり2度目の優勝

前田日明「ぽっと来た田村が2位とはすごい驚いた。正直言って信じられない。田村の非凡さだと思う。田村とはいつでもやる。」

田村潔司「トップ取れなかったのは悔しい。勝てば前田さんだったんですけど遠のきましたね。一つ言いたいこともあったけど、それも言う権利はないですから。今は休みたい。バカ騒ぎみたいなことしたい。ずーっと遊んでないし、友達も減っちゃったんで。オランダが終わったらゆっくり温泉でもつかって本当にゆっくりしたいです。」