リングス 1996年11月22日(金)大阪城ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆7,880人

▼30分1本勝負

①○ニコライ・ズーエフ D0E3(10分1秒 腕ひしぎ逆十字固め)×坂田亘 D1E0

②○ディック・フライ D2E5(6分16秒 ローキック→TKO勝ち)×成瀬昌由 D5E0

▼メガバトル・トーナメント2回戦=30分1本勝負

③○田村潔司 D0E0(6分13秒 腕ひしぎ足固め)×長井満也 D0E1

前田日明「お互いに慎重になりすぎて・・・あの2人の試合はもっと華々しくなるんじゃないかなと思ったんだけどね。」

長井満也「待ちすぎた。長期戦を狙おうとしてたんで。失敗だった。積極的にいけばよかったけど、掴まれるのを警戒しすぎて蹴れなかった。」

田村潔司「正直言って、手こずった感があった。最初の三角絞めで普通だったら決まってたけど、長井選手が意地で返してきた。僕は結構標的っぽい・・・肌で感じるものがあるんで。すごいターゲットで追いかけられるような心境なんで。身内同士っていうか、やっぱり初対決って外部っていうか気持ちは通じ合ってないですよね。ここまで来ると決勝戦に出たい。福岡で勝って東京のファンの前で決勝というのと、負けて武道館に出るのでは違う。前田さんも倒さなきゃならないし。」

④○ヴォルク・ハン D2E3(10分27秒 アームロック)×高阪剛 D0E2

高阪剛「今日は勝機だらけだった。でも、今だ!と思ってからじゃ遅い。もったいなかった。ハンには勝てる。来年を見ててください。」

⑤○山本宣久 D0E1(4分52秒 スリーパーホールド)×ゴギテゼ・バクーリ D1E2

山本宣久「先輩の長井さんが負けたというのが凄く悔しい。俺と田村さんの試合との違いを見せつけてやろうと思っていた。時が来たって感じです。運命だと思う。意地の勝負だと思う。色々修羅場を潜ってきたし意地では負けない。興奮がピークになるんでレッドゾーンを超えるんじゃないですか。」

⑥○ビターゼ・タリエル D2E0(10分11秒 ヒザ蹴り→KO勝ち)×ハンス・ナイマン D4E0

▼特別試合=30分1本勝負

⑦○前田日明 D0E1(10分55秒 スリーパーホールド)×藤原喜明 D1E1

前田日明「自分は1本の刀ばかりで闘ってきた。ところが槍で突いてくる奴とか、手裏剣を投げてくる奴とか、二刀流を出してくる奴らと闘うようになって、本来の刀の技術を途中で諦めて、次にいこうとしてた。」