全日本プロレス 1986年2月5日(水)札幌中島体育センター大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆6,400人=超満員

▼15分1本勝負

①○百田光雄(9分3秒 逆さ押さえ込み)×小川良成

▼20分1本勝負

②○百田義浩(8分30秒 片エビ固め)×笹崎伸司

③○栗栖正伸(5分53秒 反則勝ち)×グレート小鹿

④○小林邦昭 新倉史祐(10分24秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)アポロ菅原 ×高杉正彦

▼30分1本勝負

⑤○アニマル浜口 寺西勇(10分18秒 片エビ固め)佐藤昭雄 ×ロッキー羽田

⑥○ザ・グレート・カブキ(7分23秒 体固め)×渕正信

⑦ジャイアント馬場 ○タイガーマスク マイティ井上(12分52秒 リングアウト勝ち)ラッシャー木村 阿修羅原 ×鶴見五郎

⑧○ミル・マスカラス(4分36秒 体固め)×仲野信市

▼45分1本勝負

⑨○バリー・ウィンダム マイク・ロトンド(7分47秒 回転エビ固め)石川敬士 ×大熊元司

▼PWF認定インタナショナルタッグ選手権試合=60分1本勝負

⑩長州力 ○谷津嘉章<挑戦者組>(24分1秒 長州のラリアット→ジャーマンスープレックスホールド)ジャンボ鶴田 ×天龍源一郎<王者組>

第32代王者組の鶴龍コンビが7度目の防衛に失敗。長州力、谷津嘉章組が第33代王者組となった。

ジャイアント馬場「(鶴龍に)いい刺激で勉強になっていい。勝負だから勝っても負けてもいい。取られた悔しさもわかる。長州達にも守る努力が要求される。そこでまた新しいものが生まれるんじゃないかなあ。内容から言っても、どちらが勝ってもおかしくない一戦だった。」

長州力「次は1回目の防衛戦だ。ベルトはまだピンとこないな。俺を動ける状態にしておいたのがやつらの甘いところだ。右わき腹は痛かったが遠慮してくれとは言っていない。逆だったら、足腰が立たない状態にしていただろうな。ここが猪木さんの言う紙一重なんじゃないかな。だから、ラリアットも打てたんだ。それにしても谷津の成長は凄いな」

谷津嘉章「ジャーマンは絶対に離すまいと必死だった。最後の天龍のラリアットは来るなって思った。今日はとにかくうれしい。」

ジャンボ鶴田「最初、首をやられた時(場外でのツープラトンパイルドライバー)しびれた。それで気持ちばかり先に行った感じ。長州のラリアットがなければ、源ちゃんはカウント2で返せたはずだ。レフェリーの判定にも不満だね。1日も早くベルトは取り戻したい。」