全日本プロレス 1989年12月6日(水)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1万4,800人=超満員 ※テレビ収録

▼15分1本勝負

①○百田光雄(7分50秒 体固め)×リチャード・スリンガー

▼20分1本勝負

②○マイティ井上(8分21秒 サマーソルトドロップ→片エビ固め)×菊地毅

③○高木功 田上明(13分11秒 首固め)×寺西勇 鶴見五郎

▼30分1本勝負

④○渕正信 大熊元司 永源遥(13分25秒 逆エビ固め)仲野信市 小橋健太 ×小川良成

⑤ザ・グレート・カブキ ○高野俊二(10分14秒 ダイビングダブルニードロップ→体固め)ブライアン・ノッブス ×ジェリー・セガノビッチ

▼公式リーグ戦=30分1本勝負

⑥○ジャイアント馬場 ラッシャー木村<14点>(11分31秒 ランニングネックブリーカードロップ→体固め)×川田利明 サムソン冬木<3点>

⑦○アブドーラ・ザ・ブッチャー タイガー・ジェット・シン<10点>(8分39秒 エルボードロップ→体固め)テリー・ゴディ ×ビル・アーウィン<6点>

⑧ダイナマイト・キッド ○デイビーボーイ・スミス<12点>(17分50秒 ダイビングボディーアタックを切り返して丸め込む→片エビ固め)ダニー・クロファット ×ダグ・ファーナス<7点>

⑨天龍源一郎 ○スタン・ハンセン<18点>(28分57秒 ラリアット→体固め)ジャンボ鶴田 ×谷津嘉章<16点>

※天龍源一郎&スタン・ハンセン組が初優勝

天龍源一郎「嬉しいという気持ちより、終わってホッとしたという感じ。これからが大変だ。見ている人の気持ちの中では、もう新春シリーズは始まっているわけでしょ?この重圧は大変だよね。ハンセンとのタッグは前を向いてやっていくつもり。いいことばかりで、酒飲みすぎて体壊しちゃうんじゃないかな。とにかく満員の観客に負けちゃいけないと思った。面白いと思わせなきゃいけないし・・・と同時に、今日会場に来なかった人たちにも負けちゃいけないと思った。やっぱりあんなものかと思わせちゃいけないからね。」

ジャンボ鶴田「あれがハンセンの底力かな。勝つチャンスはいっぱいあったけど、これだけの怪我して、それでいてこれだけやれれば満足でしょ。そういう意味では負けても暗さはない。どっちに転んでもおかしくない試合だったと思うし、手応えも十分。谷津の怪我さえ治ればバッチリ。わかったことは、天龍&ハンセン組にはごまかしは通用しないということ。勝負は来年だ。」