全日本プロレス 1995年5月23日(火)岩手県営体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,050人

▼30分1本勝負

①○ロブバンダム(9分34秒 ハリウッドスタープレス→片エビ固め)×志賀賢太郎

②○マイク・アンソニー(9分27秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)×浅子覚

③ラッシャー木村 ○百田光雄(16分22秒 バックドロップ→体固め)マイティ井上 ×井上雅央

④ダグ・ファーナス ○ダニー・クロファット(14分22秒 タイガードライバー→エビ固め)小川良成 ×大森隆男

⑤ジャイアント馬場 ジャンボ鶴田 ○アブドーラ・ザ・ブッチャー(14分34秒 エルボードロップ→体固め)渕正信 永源遥 ×泉田竜角

ジャイアント馬場「お互いにタイトルホルダーじゃないし、ベルトを狙い合う関係でもないし。好敵手だっただけに心が通じ合う部分があるというか・・・ブッチャーが加わった“明るく楽しい”プロレスってのは、いまだかつてなかったから。お祭りムードは消えないけれど、お客さんが喜んでくれりゃいいですよ。武道館で見せてやりたかったカードでもある。」

ジャンボ鶴田「いやぁ、時は流れたんだなぁ、と実感する一方でブッチャーと組めるなんていい時代になったんだな、と(笑)ある意味で楽しませてもらいましたよ」

⑥○小橋健太(11分57秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)×ジャイアント・キマラ

小橋健太「スタミナのことを考えると、あれだけの体があればチョップとかも返さずに受けるものだけど返してきた。意地なんだろうね。最後は気迫すら感じたし、いつもと違ってたよ。最後、ものすごく悔しがってたね。あれならもう一回・・・いや、何度でもシングルでやっていきたい。キマラもまだ若いと聞いているし、俺が以前エースやパトリオットに言ったことが当てはまると思うんだ。」

⑦○パトリオット ジョニー・エース(12分11秒 パワーボム→エビ固め)スタン・ハンセン ×ボビー・ダンカンJr

▼60分1本勝負

⑧○川田利明 田上明 菊地毅(27分33秒 パワーボム→エビ固め)三沢光晴 ×秋山準 本田多聞

菊地毅「後楽園では自分自身やっててガチガチというのはわかったんだけど、今日はいくらかラクにできた。チームの勝利に協力できたと思う。正直な話、第1戦の相手に三沢選手と小橋選手の2人が入っていたのは精神的にもきつかった。まだまだ、いたらないところはいっぱいあると思うけど・・・」

川田利明「好きなようにやればいいって後楽園では言ったけどさ、タッグマッチになればやっぱりその選手の役割があると思うんだよね。第三者からすれば小川の良さっていうのはなかなか伝わりにくいかもしれないけど、俺から言わせれば菊地は小川の半分も仕事をしてないよ。厳しいようだけどさ。」