全日本プロレス 1996年2月20日(火)岩手県営体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,950人

▼30分1本勝負

①○菊地毅(8分22秒 ジャーマンスープレックスホールド)×ボビー・ブラッドリー

②○ロブバンダム(15分28秒 ハリウッドスタープレス→片エビ固め)×井上雅央

③浅子覚 ○志賀賢太郎(15分2秒 スイング式DDT→片エビ固め)小川良成 ×マウナケア・モスマン

④渕正信 永源遥 ○マイティ井上(20分17秒 回転足折り固め)ジャイアント馬場 ラッシャー木村 ×百田光雄

⑤アブドーラ・ザ・ブッチャー ○ジャイアント・キマラ(9分40秒 ボディープレス→体固め)ドリー・ファンクJr ×大森隆男

⑥○パトリオット ジョニー・エース(13分46秒 フルネルソンバスター→片エビ固め)ダグ・ファーナス ×ダニー・クロファット

⑦小橋健太 ○秋山準(20分34秒 エクスプロイダー→片エビ固め)三沢光晴 ×本田多聞

三沢光晴「小橋は元気あるね。前半、ちょっとヒヤッとしたよ。こういうカードも個人の意見としてはいいと思うよ。」

小橋健太「三沢さんとのタッグは最強タッグを3連覇したことで結果を残したと思う。昔、三沢さんと川田さんがタッグ組んでたときに、川田さんがハンセンと三冠戦をやった関係で、自分が三沢さんと組んで世界タッグに挑戦したことがあった。ああいう感じで、準にもチャンスをあげてもいいんじゃないか、と。三番手でいるっていうのはそりゃ悔しいですよ。でも、そこで腐るんじゃなくて勝てば勲章になるんだから、準もバネにしてやってほしい。」

▼世界タッグ選手権試合=60分1本勝負

⑧川田利明 ○田上明<挑戦者組>(20分53秒 ノド輪落とし→片エビ固め)×スタン・ハンセン ゲーリー・オブライト<王者組>

※王者組が初防衛に失敗。挑戦者組が第28代王者組となる。

川田利明「結果論から言うと、俺が捕まったから田上が休めたのかもしれないけど、俺の体はきつかった。今日は試合前、すごくリラックスできた。守らない分、気は楽だった。それがよかったのかもしれないね。武道館?そっちは全然頭になかった。どっちでも構わないよ。仮にタイトルマッチになっても、タイトルマッチとは俺は思わないから。」

田上明「川田のフォローがよかったよ。頼りになるのは相棒だよ。技というより精神力の勝利。ヤバかったけど、タッグチームとしては俺らの方が上だと思うから。」