全日本プロレス 1997年3月1日(土)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時 観衆1万6,300人=超満員 ※テレビ収録

※安生洋二、垣原賢人、山本健一が観戦。

※試合終了後、ハヤブサの次期シリーズ参戦が発表された。

▼30分1本勝負

①○小川良成 菊地毅(14分23秒 バックドロップホールド)×浅子覚 井上雅央

②○ラッシャー木村 百田光雄(9分58秒 グラウンドコブラツイストの応酬の末→エビ固め)永源遥 ×マイティ井上

③○ジャイアント・キマラ 泉田純 本田多聞(16分21秒 ボディープレス→片エビ固め)ジャイアント馬場 大森隆男 ×渕正信

④ジョニー・エース ○マウナケア・モスマン(11分39秒 ジャーマンスープレックスホールド)スタン・ハンセン ×レックス・キング

⑤秋山準 ○志賀賢太郎(17分6秒 セカンドロープからの延髄斬り→片エビ固め)小橋健太 ×金丸義信

▼世界タッグ選手権試合=60分1本勝負

⑥○川田利明 田上明<王者組>(14分12秒 ストレッチプラム)ゲーリー・オブライト ×高山善廣<挑戦者組>

ジャイアント馬場「(高山善廣について)この武道館の熱気ですでに興奮してたと思う。スタートの地点で緊張してれば先にスタミナがなくなるのも仕方がないこと。」

垣原賢人「今日の試合を見て、今まで意識したことがなかった全日本プロレスが眼中に入ってきた。同志が目の前で負けてしまった。今度は僕が立ち上がろうと思う。(全日本プロレスの印象は)独特の空気。何とも言えない異様な雰囲気。川田選手はやってみたい選手の一人。」

川田利明「UWFの試合のスタミナと全日本プロレスのリングの上のスタミナは違うから。途中から目に見えて動きが遅くなっちゃったね。スタミナが切れた理由として、俺がこの間行って一番よくわかるんだけど、ヨソのリングっていうのがある。ストレッチプラムはたまに使ってあげないと名前が冬木スペシャルに変わっちゃうから(笑)やる気があるんだったら何回でもいいよ。」

三沢光晴「やっぱりスタミナないね。体がついていけてない。自分の体についてこれないっていうのは節制不足。練習不足でスタミナないならその分体重落とすとか、プロならそれくらい必要。」

▼三冠ヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑦○三沢光晴<王者>(27分52秒 タイガードライバー→エビ固め)×スティーブ・ウィリアムス<挑戦者>

※第17代王者・三沢光晴が初防衛に成功

※ジョー樋口レフェリーがこの試合を最後に引退

三沢光晴「プレッシャーはなかった。ウィリアムスとは小橋以上の試合ができるわけないから。」

ジャイアント馬場「ウィリアムスは自分の体重と受け身のヘタさで負けたと思う。」

ジョー樋口「馬場社長の一番元気な時期にレフェリーをやらせてもらった。あの時代が一番充実してましたね。一番印象に残っている試合は社長が初めてNWA世界王座を取った試合ですね。」