新日本プロレス 1997年4月12日(土)東京ドーム大会 試合結果
試合開始17時 観衆6万500人=満員
▼BATTLE OF BEAST=30分1本勝負
①○天山広吉(14分29秒 抱え込み式逆エビ固め)×中西学
▼ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア特別編=30分1本勝負
②○エル・サムライ(13分51秒 垂直落下式リバースブレーンバスター→片エビ固め)×大谷晋二郎
※試合後、リング上で海援隊☆DXと金本浩二、大谷晋二郎が握手。
ディック東郷「新日本流のスタイルとうちらのスタイルをミックスさせて、これからライガー、サスケをぶっ潰していこうと思ったね。」
▼WCW特別試合=30分1本勝負
③○クリス・ベノワ(9分17秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)×ケビン・サリバン
▼パワー&サブミッション=30分1本勝負
④平田淳嗣 ○小島聡(10分18秒 ストレッチボム→エビ固め)山崎一夫 ×木戸修
▼平成維震軍VS石川一家 大将戦=時間無制限1本勝負
⑤○越中詩郎(11分16秒 ダイビングヒップアタック→片エビ固め)×石川孝志
石川孝志「今日が始まりなんだ!木村を絶対に巻き込む。これで新日本も面白くなるんじゃない。」
▼ジュニアヘビー級8冠選手権試合=60分1本勝負
⑥○獣神サンダーライガー<王者>(20分8秒 雪崩式垂直落下式ブレーンバスター→体固め)×ザ・グレート・サスケ<挑戦者>
※第3代王者・獣神サンダーライガーが4度目の防衛に成功
※試合後、勝利者インタビューを受けていた獣神サンダーライガーのもとに海援隊☆DXが現れ大乱闘となる。
獣神サンダーライガー「大阪ドーム、ハンディキャップマッチだ!1人でやってやる!あいつら3人まとめてやっつけてやる!」
ザ・グレート・サスケ「本当はライガーさんが出てくる前にみちプロの手で海援隊を潰さなきゃならないのに申し訳ないです。ライガーさんは1対3と言ってましたが、僕も浜田さんもいつでも迎え撃つつもりでいます。」
▼INOKI FINAL COUNTDOWN 7th=60分1本勝負
⑦○アントニオ猪木(6分46秒 コブラツイスト)×タイガーキング
※初代タイガーマスク、タイガーキングに改名
▼THE WORLD OF DARKMEN=60分1本勝負
⑧○グレート・ムタ(14分9秒 ムーンサルトプレス→体固め)×蝶野正洋
※試合後、グレート・ムタと蝶野正洋が握手
▼IWGPタッグ選手権試合=60分1本勝負
⑨○長州力 佐々木健介<挑戦者組>(15分35秒 ラリアット→片エビ固め)藤波辰爾 ×木村健吾<王者組>
※王者組が4度目の防衛に失敗。挑戦者組が第30代王者組となる。
※長州力が「健介!」と叫びながらデッドリードライブで投げられる。
▼異種格闘技戦=時間無制限1本勝負
⑩○小川直也(9分25秒 スリーパーホールド)×橋本真也
橋本真也「今が信じられない。半分落ちた時点でギブアップしてるかしてないかではなく、きっと俺の負けだった。」
小川直也「歩いてくるときからアドレナリンが体中走ってた。この快感を求めてたんだと実感しながらリングの上に歩いていきました。」
アントニオ猪木「試合中、2回だけ小川と目が合った。試合がスタートするときと、あと、一番蹴られてもうよそうかと目が弱くなった。助けてというような目だったけど、その目がビビっと火花が散ったとき、彼のこの1ヶ月でやってきた成果が多分スパークしたんだろうと。新日本に対して大変大きな衝撃を与えてしまった。」
佐山聡「打撃を受けすぎ。受け方を教えてなかったせいもあるけど、これからはもう少し受け方を教えたい。」
佐々木健介「小川という人間はつかみどころがなかった。柔道の怖さが見えた。俺はプロレスラーとして橋本真也を応援した。」
坂口征二「橋本にも小川にも勝ってもらいたかった。橋本と小川の闘いが出てきて面白いんじゃないの?」