新日本プロレス「G1クライマックス・スペシャル」第7戦1995年9月23日 横浜アリーナ 試合結果

新日本プロレス 1995年9月23日(土)横浜アリーナ大会 試合結果

試合開始15時 観衆1万6,000人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○永田裕志(10分46秒 チキンウイングフェースロック)×高岩竜一

▼30分1本勝負

②○ヒロ斉藤(11分53秒 セントーン→片エビ固め)×グラン浜田

③○野上彰 大谷晋二郎(11分17秒 ジャーマンスープレックスホールド)飯塚高史 ×金本浩二

④○ロード・スティーブン・リーガル(20分47秒 ジャックナイフ固め)×ワイルド・ペガサス

⑤○獣神サンダーライガー(11分5秒 フィッシャーマンバスター→片エビ固め)×サブゥー

⑥○ホーク・ウォリアー パワー・ウォリアー(9分43秒 ダイビングラリアット→片エビ固め)スコット・ノートン ×ビッグ・ブーバー

▼45分1本勝負

⑦安生洋二 ○中野龍雄(10分6秒 腕ひしぎ逆十字固め)長州力 ×永田裕志

永田裕志が右目、安生洋二が左目を負傷

長州力「手ごたえ?オリンピックを目指そう!ああいうスタイルで俺らはやっちゃいけないんだよな。20年やってきたスタイルがあるんだし。まあ、安生も同じレスラーなんだし、これからは今までに養ったものをリングでぶつけてくれ。もう舌合戦はいい。俺が選手にたきつけた部分はあるけど。みんな控室でモニターを見てくれたと思う。これからも緊張感を持って、いい試合をしないと。ドーム?安生は俺には通用しないよ。始まって1分のところで押さえられて決まってるよ。相手は何もできない状態だもん。ヒヨッコ?そんなことは言わない。ただ、俺のグラウンドのスタイルから言わせれば、差がありすぎる。それは多分彼も・・・。あれが本当に俺がプッツンと切れたらその状態で入っちゃってるもんな。両腕が完全に動かないからな。今日は永田の活躍がね。試合が始まるまで(パートナーを)決めかねたっていうか。UWFをなめてるとかそういう意味じゃなくて安田でもよかったと思う。あれだけ大きい人間と対したとき、どういう状態になるのかな、てね。ただグラウンドがイマイチモタモタしすぎるから。それなら永田の方が今までずっと合宿をやってきたから。いいガッツを久々に見たね。永田のね。Uと交わって、ああいう効果が出たというか。レスラーには絶対必要なもんだよ。これでまた一人、口はばったいけど選手が育ったな、と。あいつも何か別の部分を感じたと思うよ。会長が上で言ってたけど、昔のアントニオ猪木っていうのはキレた状態で試合に入るっていうか。そういうカラーをしょって、そういう部分っていうのは長州力の一つの魅力でもあるよね。俺、最高にコンディションいいんだ。今の俺、武藤にも負けないんじゃないかと。まあ、やってみないとわかんないけどね。格闘技っていうのはね、いくらグッドシェイプしてウエートを落としたってね、ウエートを維持してグッドシェイプしてトレーニングした奴との差は縮めることができないんだよ。船木のとことかね。これは絶対に無理だよ。俺はそういうものすべて経験してきてるんだよ。ただのデブを押さえつけるんじゃないんだから。ウエートの差がはっきり出てるよね。あれが彼らの本当のサブミッションなら俺らの腕なんて決めなきゃいけない。反対に敢えて俺はチャンスをいくらでもやってる。俺はアントニオ猪木の下で育って、色んな闘いをしてきて。俺を切らしたら大したもんだよ。切らしたらリングを下ろしてないよ。そういうことです!」

永田裕志「弱いから負けたんすよ。ちきしょー。右目?掌底じゃねえかな。グラウンドは何ともないです。手応え?向こうはスタンドが弱いね。スタンドに関しては負けなかったと思うよ。テークダウン取ったし・・・。グラウンドのあれをやりたかったね。ただ、あんまり・・・ぶっ殺してやる!」

安生洋二「これでドームがすごく楽しみになってきましたね。色んな意味でね。ブーイング?皆さん応援してくれてありがとう。力になります。ドームでもよろしく。(相手が永田裕志だったことについて)まあ、いいんじゃないですか、誰でもいいですよ。ダメージ的には何もない。2人がかりで上に乗られてパンチをやられちゃよけられない。そういうのもありならドームが楽しみですね。俺にもまだまだ甘さがあったな、と。長州は腰が重い。まあ、これで相手の力量もわかったし、これぐらいハンディがあっていいんじゃないですか。」

中野龍雄「うまく言い表せない。感想にならないです。永田?そうですね。もうちょっと上の選手とやりたかった。山崎一夫あたりと・・・。俺らの方が正々堂々と試合したんじゃないっすか?安生が入ってたとき、俺は入らなかったし。」

高田延彦「これでますますドームが面白くなるんじゃないかな。今日、リングに上がった選手しか今日の雰囲気はわからない。試合ってのは微妙なもんだし、やった者じゃないとわからない。俺は第三者的なコメントしか出せない。1日も早くリングに上がって、闘った者としてもコメントを出せるようになりたい。一人一人が貴重な戦力、大事な柱なんでね。致命的なケガを負わないように。代役はきかないんで。大胆に闘いながらも細心の注意を払い、俺なりの、俺流の試合をやっていきたいな、と。」

▼60分1本勝負

⑧○山崎一夫(9分28秒 ジャーマンスープレックスホールド)×越中詩郎

⑨○武藤敬司(11分4秒 ムーンサルトプレス→体固め)×スティング

▼IWGPタッグ選手権試合=60分1本勝負

⑩○橋本真也 平田淳嗣<王者組>(18分43秒 垂直落下式DDT→片エビ固め)×蝶野正洋 天山広吉<挑戦者組>

※第26代王者組が3度目の防衛に成功

 

ochoso

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