新日本プロレス 1994年9月23日(金=祝)横浜アリーナ大会 試合結果

試合開始15時 観衆1万7,000人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○小島聡(10分20秒 ダイビングエルボーバット→片エビ固め)×永田裕志

▼30分1本勝負

②野上彰 ○飯塚孝之(11分26秒 ヒザ十字固め)×ヒロ斉藤 保永昇男

▼変則マッチ=30分1本勝負

③エル・ヒガンテ ○ブラック・タイガー(7分21秒 雪崩式フロントスープレックス→体固め)エル・サムライ 安田忠夫 ×石沢常光

▼30分1本勝負

④○グラン浜田(10分51秒 ウラカンラナ)×大谷晋二郎

大谷晋二郎「向こうは技は確かに天下一品。今の僕では太刀打ちできません。でも、精神面とかは倍以上あると思います。悔しいけど、ワクワクしてきました。最終目標のライガーさんに行く前にできた、倒す敵という感じです。グラン浜田とマスクは脱いだけどタイガーマスクは逃しません。金本さんにも、ウカウカしてると大谷に抜かれるぞと伝えといてください。」

⑤○藤原喜明(9分43秒 ワキ固め)×獣神サンダーライガー

獣神サンダーライガー「僕がグラウンドに引っ張り込もうとすると、なぜか藤原さんは立ち技へ持っていこうとする。お互いの意識のすれ違い。これが試合の全て。」

藤原喜明「俺を年寄りだと思ったのかな。ライガーはゆっくりと攻めてきた。だから助かった。それにしてもあいつと試合をやるのは何年振りだろうか。」

▼45分1本勝負

⑥リック・スタイナー ○スコット・スタイナー(15分10秒 スタイナーズスクリュードライバー→片エビ固め)スコット・ノートン ×ワイルド・ペガサス

⑦藤波辰爾 ○馳浩(14分59秒 裏STF)長州力 ×中西学

長州力「中西は小細工することで迫力が半減している。気晴らしに、西村みたいに時間をやろうかな。」

▼60分1本勝負

⑧○蝶野正洋(19分40秒 腕決めエビ固め)×グレート・ムタ

蝶野正洋「俺はムタにはならない。俺が目指しているのは、あんなじゃないからな!」

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑨○橋本真也<王者>(19分8秒 ジャンピングDDT→片エビ固め)×パワー・ウォリアー<挑戦者>

※第24代王者の橋本真也が3度目の王座防衛に成功

橋本真也「一応の決着はついたんだけど、残念ながら昨日の蝶野の乱入により、どうもパワー・ウォリアーがハンディを負った状態になったようなところがあるんで、100%納得はできない。しかし、勝ちは勝ち。チャンピオンは勝たなきゃいけない。いくら気に入らないからといって、ああいう策でやるのは行き詰った証拠だろうし、男のやることじゃない。チャンピオンシップを汚すんだったら、俺が全部叩き潰す。今日はチャンピオンシップだよ!何でチャンピオンシップ、邪魔されなきゃいけない。俺を信じてないところもあったんじゃないか、俺が負けると思って。蝶野がほしいのはIWGPのベルトだろうが。今回、これだけやられたということは、もう蝶野と決別だな。破壊してやります。」

パワー・ウォリアー「不覚だった。相手が橋本だけかと思ったら蝶野がいたんで・・・。橋本にバレたな、途中。隠してたんだけど。右手に力、入んない。」

▼「INOKI FINAL COUNTDOWN 2nd」=時間無制限1本勝負

⑩○アントニオ猪木(11分37秒 スリーパーホールド)×ウィリアム・ルスカ

ウィリアム・ルスカ「ノールールだ。信じられない。この俺が敗者?この試合のポイントはレフェリングにあった。完全にホームタウンデシジョンだ。俺にとって今日の敗北は恥以外の何ものでもない。次は日本以外の国でやりたい。」