全日本女子プロレス 1996年12月8日(日)両国国技館大会 試合結果
試合開始15時 観衆1万500人
▼’96新人王トーナメント決勝戦=20分1本勝負
①○中西百重(5分6秒 押さえ込む→体固め)×脇澤美穂
※中西百重が96年度新人王となる。
▼ジュニア・ミックスバトル4=20分1本勝負
②○久住智子 元川恵美(15分38秒 ジャーマンスープレックスホールド)元気美佐恵 ×タニー・マウス
▼ジュニア・コントラ・マスカラ=20分1本勝負
③チキータ・アステカ ○ペケーニャ・アステカ ザ・ブラディ・フェニックス(13分31秒 雪崩式フランケンシュタイナー→片エビ固め)×椎名由香 府川由美 田村欣子
▼全日本選手権試合=30分1本勝負
④○玉田りえ<王者>(10分27秒 ドラゴンスープレックスホールド)×白鳥智香子<挑戦者>
※第24代王者・玉田りえが初防衛に成功
白鳥智香子「一度挫折したけど、同期ということは変わらない。今日当たって、全女の壁の大きさを感じた。色んな選手と当たって一回りも二回りも大きくなって、もう一度玉田に挑戦したい。」
▼WWWA世界スーパーライト級選手権試合=60分1本勝負
⑤○チャパリータASARI<王者>(14分34秒 メキシカンストレッチから丸め込む→変形エビ固め)×能智房代<挑戦者>
※チャパリータASARIが王座防衛
チャパリータASARI「一緒に平成に入門して、こうやって世界のベルトを賭けて闘えたのが嬉しかった。正直言って、能智がここまで頑張るとは思わなかった。次は椎名とやってみたい。」
▼グローブマッチ=3分3ラウンド
⑥○高橋洋子(3R終了判定勝ち)×サヤ・エンドー
▼グローブマッチ=3分5ラウンド
⑦○三井綾(5R終了判定勝ち)×前川久美子
三井綾「根性で負けた。今日の自分は女子キックの代表としてリングに上がるには役不足だった。」
前川久美子「三井選手とはまたやりたいけど、もう減量は65キロまで。アルティメット戦はキックルールを卒業してから。」
▼U★TOPチャレンジ=5分3ラウンド
⑧○伊藤薫(1R 0分51秒 腕ひしぎ逆十字固め)×マリカ
伊藤薫「レスラーとしてわかりやすく投げたかった。前川たちも頑張ったんだから、ここで私が負けるわけにはいかない。このままいい正月を迎えて、来年はそろそろベルトに挑戦して、プロレスのほうで一皮むけたい。」
⑨○ロジーナ・イリーナ(1R 4分29秒 腕ひしぎ逆十字固め)×堀田祐美子
堀田祐美子「勝てると思った。2回負けて、その瞬間にもうアルティメットをやめてしまえというファンがいるかもという不安と絶望で苦しかった。」
▼全女パワー爆発6ウーマン=30分1本勝負
⑩レジー・ベネット ○渡辺智子 中西百重(18分46秒 スクリュードライバー)×下田美馬 山田敏代 三田英津子
▼ザ・国技館センセーション=30分1本勝負
⑪アジャコング ○ダイナマイト関西(19分15秒 スプラッシュマウンテン)×井上貴子 吉田万里子
▼WWWA世界シングル選手権試合=60分1本勝負
⑫○井上京子<挑戦者>(24分52秒 変形ボム→片エビ固め)×豊田真奈美<王者>
※第42代王者・豊田真奈美が4度目の防衛に失敗。井上京子が第43代王者となる。
井上京子「こんないい試合ができてほんとに最高。このベルトは誰もが巻けるものじゃないので、応援してくれたファンのみなさんに感謝したい。中野さんが会場に来てたので、報告したい。電話もらったのがパワーになったんで。今後はうちのベルトを一つにして他団体のベルトも巻いちゃおうかな、なんて欲が出てきた。とりあえず貴子が2つ持ってるんでもらってまとめちゃおうかなと思ってます。あたしがみんなまとめます。」
豊田真奈美「自分のやってることが悔しくて悔しくて仕方ない。もう一度、一からやり直します。必ずもう一回、このまま終わりたくないですから。」