IWAジャパン 1995年10月5日(木)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,100人=超満員

▼15分1本勝負

①平野勝美 ○松田慶三(12分4秒 アームロック)田上泰助 ×佐藤考至

▼女子プロレス=20分1本勝負

②○市来貴代子(10分42秒 タイガードライバー→エビ固め)×元川恵美

▼30分1本勝負

③○トレイシー・スマザース(7分35秒 トラースキック→片エビ固め)×栗栖正伸

④ボブ・バラゲイル ○SHINOBI(16分41秒 ノド輪式ブリザードホールド)×田尻義博 トルトゥガー

▼45分1本勝負

⑤○レザー・フェイス(7分59秒 ダイビングエルボードロップ→片エビ固め)×ミスター雁之助

▼CMLL世界タッグ選手権試合=60分1本勝負

⑥○ヘッドハンターA ヘッドハンターB<王者組>(11分10秒 ムーンサルトプレス→体固め)テリー・ゴディ ×山田圭介<挑戦者組>

※ヘッドハンターズが王者組が防衛に成功

▼ノーロープ有刺鉄線バーブドワイヤーボード画鋲デスマッチ=時間無制限1本勝負

⑦○高野拳磁(8分32秒 ニードロップ→体固め)×中牧昭二

高野拳磁「どーだったですか?選手それぞれリズムあるでょ。俺、ロープ使わないとダメなんだよね。外飛んでいくのもそうだし、何せロープがないと。だからバリエーションが減っちゃうしね。あの何、画鋲?飛び散るんだ、あれ。だから、そこらじゅうにテンション持ってかなきゃいけないというか。ただ、えー中牧ですか。その昔、僕が所属した会社に試験を受けに来た人ですよね。今の俺なりの言い方すれば、来たヤツだよね。その時の試験官が俺、俺だったね。落としちゃったよ~んだ。で、落としちゃったんだけど、またこの後楽園で闘うことになってしまいましてね。闘ったというか、何と言おうか。ただ、一個言えるのはキャリアのあるなしじゃなくて、勇気が大変必要なんだなと。俺は妥協する性格じゃないんでね、吹っ飛ばしてしまったら有刺鉄線切れてしまいましてね。いいけど。最後も本人はわかってるんだろうかな、頭突きで弱るようなタイプの僕は選手じゃないということをね。ただ、体投げ出してね、受け身とれなかったと思うよ。当たるんじゃないかなと思う時、僕ずっと逃げたから、これいい勉強になったんじゃないかと思いますよ。ちょっとびっくりしたけどね。あの、顔からいってニードロップは返すと思いませんでした。引っ張り込んで首ひいたんだけどね、あえて。そしたら、あれ、画鋲なんか目つぶれるんじゃないですか、入ったらね。まあ一応すべてを投げ出して俺をクイにあんまり俺の方から動く気はないんですけど、あの男はちょっと面白いなってことかな。俺は不良ですから。永遠の不良ですから。あのー、客どもに一つ言っときますけどね、選手としてリングに上がっている奴に対して、オッサンとは言うな。それは大事だよね。あのー、今日の姿見てたら多分本人はそれを許してはないんだろうと思うから、それが今おっしゃった通り、頑張りってやつですか、ヨロシク!あの、どっかでXで~すってのがありそうな気がしますね。追って、何かあると思いますんで。」

▼IWA世界ヘビー級選手権試合=60分1本勝負

⑧○ターザン後藤<王者>(16分55秒 イスの上へフェースバスター→体固め)×カクタス・ジャック<挑戦者>

※第2代王者ターザン後藤が2度目の防衛に成功

ターザン後藤「今日は“真FMW記念日”だ!次はダン・スバーンからNWAのベルトを獲るぞ!」