IWAジャパン「HAMAMATSU DANGER NIGHT」1996年2月23日(金)浜松市体育館大会 試合結果
試合開始18時30分 観衆2,550人=満員
▼15分1本勝負
①○平野勝美(8分17秒 ラリアット→片エビ固め)×佐藤考至
▼女子プロレス=20分1本勝負
②○市来貴代子(9分1秒 タイガードライバー→体固め)×元川恵美
▼30分1本勝負
③○山田圭介 松田慶三(16分18秒 ジャーマンスープレックスホールド)トルトゥガー ×月岡明則
山田圭介「弱気になっているわけじゃないんですけど、正直言って今の正規軍じゃ真FMW軍には歯が立たない。それは十二分にわかってます。でも何年かかるかわかんないですけど、残ったメンバーで一丸になってやっていって、真FMWに肩を並べるまで成長しないことには道はない。こういう時機だからこそ、変に焦ったり慌てたりしてはいけないんです。とにかく実力を上げるために真FMW軍とどんどんカードを組んでいってほしい。そこまでターザン後藤がお人よしかどうかは別だけど、上がいなくなったことはチャンスですから。(中牧昭二の離脱について)自分はこれまで小さな団体を経験してきて、上が抜けたり、最悪の場合は団体が解散したりするのを見てきているので、精神的な動揺はあまりないです。人が抜けたことでいちいち悲しんでたらインディーでやっていけない。自分はIWAに拾ってもらった人間なので、これからは中牧さんの穴を埋めることで団体に恩返しをしていきたいです。」
松田慶三「後藤選手が言ってたことは確かに当たってる。キャリアがない僕らがこれから後藤選手たちと対戦していくことは向こうもいい気はしないと思う。でも、いつかはターザン後藤を振り向かせないと。それまで頑張っていくしかないです。(中牧昭二の離脱について)中牧さんがいなくなったことはマイナスじゃなかったということをファンに示していかないと。これで正規軍は変わった、強くなったと言われるようにやっていきたいです。」
④○板倉広(10分18秒 フィッシャーマンバスター→片エビ固め)×菊澤光信
▼45分1本勝負
⑤○ターザン後藤(21分30秒 フェースバスター→体固め)×岡野隆史
ターザン後藤「これがプロレスを根本からやってきた者と、そうでない者の違いだよ。クズはいくら消えてもクズしか残らない。今日はあいつらに足りないレスリングを教えてやったんだ。だいたい、俺が外人天国のIWAジャパンを変えてやったんだから感謝しろって!」
岡野隆史「僕がいる団体はどんどんと潰れていくんで・・・。これからも後藤には食らいついていきます。頑張ります。」
▼画鋲デスマッチ=時間無制限1本勝負
⑥○ミスター雁之助(5分42秒 横入り式エビ固め)×上田馬之助
ターザン後藤「もう馬之助とは終わりだ。どうしてもやりたいのなら次は菊澤とだ。どうあがこうがあいつは雁之助のテクニックに負けたんだ。」
上田馬之助「カウントが早かった。レフェリーも後藤とグルなんだろう!今日の試合なんか何の意味もない。次はいつでもどこででもやってやる!」