リングス 1996年6月29日(土)浦安市東京ベイNKホール大会 試合結果
試合開始18時 観衆6,700人=超満員 ※テレビ収録
▼入場式
田村潔司「リングスという険しい山を登ることになりました。他の選手に負けないように頑張ります。そして僕も、てっぺん・・・頂上を目指して頑張りたいと思います。これからはリングスの田村潔司として頑張りますのでよろしくお願いします。」
▼30分1本勝負
①○ウィリー・ピータース D0E1注1警1(10分8秒 掌底連打→KO勝ち)×坂田亘 D2E0注1
坂田亘「悔しいです。色んな団体がありますけど、僕がどんな奴よりも一番凄い第1試合をやっているんだと思いたい。僕は第1試合にプライドを持ってますから。でも今日みたいな負け方じゃ、そんなことも言えないですよね。」
②○成瀬昌由 D0E2注1(8分36秒 ヒザ蹴り→KO勝ち)×トドール・トドロフ D1E2
成瀬昌由「辰吉vsサラゴサ戦のサラゴサのようにオープニングブローを狙っていたんですけど、全然入らなかった。実はラッシュされてフラフラときた時、ダウンをして休もうかと思った。しかし、ここで休んだらこれまでの俺。今のリングスは戦国時代。ここで倒れたら置いていかれるぞって歯を食いしばった。」
③ビターゼ・アミラン D0E3(4分21秒 後ろ回し蹴り→TKO勝ち)×デニス・ラーフェン D4E0
④○田村潔司 D1E0(3分41秒 スリーパーホールド)×ディック・フライ D0E3
田村潔司「勝ったのは嬉しいんですけど、内容が・・・ダウンもしたし、押されてまして。自分の思うような展開にならなかった。それが悔しい。もうちょっと立ち技で通用するかと思ったんですけど。まだまだ課題がすごいありますね。」
ディック・フライ「タムラは動きがとても素早く、強いというよりテクニックに優れていると感じた。打撃はそれほど強いとは思わないが、とてもシャープではあったな。」
前田日明「まず体重。詰められてチョコンと当てられただけでボテっと腰から崩れちゃうんで。ちょっと見ていてあれは怖いですね、危ういというか。理想は100キロぐらいあればいいんですけど、とりあえずはあと10キロ増やすように頑張ってほしい。ま、彼もこれから覚えなくちゃいけない技術がいっぱいあるんで。途中でタックルがちょっと雑になっていたところがあった。うちは基礎技術ができていないとダメなんで、リングスで闘っていく上で必要な技術があるんで、それを一個一個完璧にマスターしていってほしい。」
⑤○高阪剛 D0E0(5分14秒 ヒザ固め)×ジェイコブ・ハミルトン D1E4注1
▼ランキング戦=30分1本勝負
⑥○ヴォルク・ハン<2位>D1E3(11分47秒 スリーパーホールド)×長井満也<7位>D0E4
▼30分1本勝負
⑦○山本宣久 D0E0(時間切れ判定勝ち)×モーリス・スミス D0E4
山本宣久「ダメですね。全部ダメ。今日は恥ずかしかった。スタミナが続かなかった。俺の負けです。一から出直します。」
成瀬昌由「山本、肝臓やられて入院してたんですよ。それを理由にするようなヤツじゃないから、本人からは絶対に言わないでしょうけどね。その状態でスミスと30分やったんだから俺は褒めてやりたいです。」