新日本プロレス 1993年1月4日(月)東京ドーム大会 試合結果

試合開始15時 観衆6万3,500人=超満員札止め ※テレビ収録

▼新日本所属選手入場式
▼新日本プロレス対WARオープニングバトル=30分1本勝負

①野上彰 ○飯塚孝之 エル・サムライ<新日本>(15分11秒 パワーボムで失神→体固め)北原光騎 ×折原昌夫 平井伸和<WAR>

飯塚孝之「あの程度だったらうちの新弟子とやった方がいい。向こうには敵地に乗り込んできたという覇気が感じられなかった。」

野上彰「結局、相手の気持ちはじれったいほど伝わってこなかった。こうなれば対抗戦はもっと上の人とやりたいけど、天龍さんと石川さんくらいしか名前がわからない。」

▼パワーストラグル・オブ・8メン=30分1本勝負

②越中詩郎 ○ザ・グレート・カブキ 青柳政司 斎藤彰俊(14分24秒 バックドロップ→体固め)スーパー・ストロング・マシン 後藤達俊 ヒロ斉藤 ×保永昇男

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合=60分1本勝負

③○獣神サンダーライガー<挑戦者・新日本>(20分9秒 雪崩式フランケンシュタイナー→体固め)×ウルティモ・ドラゴン<王者・WAR>

※第20代王者ウルティモ・ドラゴンが2度目の防衛に失敗。獣神サンダーライガーが第21代王者となる。

獣神サンダーライガー「ドラゴンのグラウンドの甘さに助けられた。もう少し空間を利用してもよかったけど、このままいったら大事故が起こる恐怖がある。ドラゴンはもっと海外に出ることでグングン成長する。」

▼60分1本勝負

④○ロン・シモンズ(6分1秒 スパインバスター→エビ固め)×トニー・ホーム

▼バトル・オブ・バーニングスターズ=30分1本勝負

⑤○スティング(15分31秒 ダイビングボディープレス→片エビ固め)×馳浩

▼サクシード・トゥ・ファイティングスピリット=45分1本勝負

⑥マサ斎藤 ○橋本真也(13分57秒 延髄斬り→体固め)スコット・ノートン ×ダスティ・ローデスJr

▼NWA世界ヘビー級&IWGPヘビー級ダブル選手権試合=60分1本勝負

⑦○グレート・ムタ<IWGP王者>(19分48秒 ムーンサルトプレス→体固め)×蝶野正洋<NWA王者>

※第75代NWA王者・蝶野正洋が5度目の防衛に失敗。グレート・ムタが第76代王者となる。同時に第13代IWGP王者として4度目の防衛に成功。

グレート・ムタ「やっと取った。もう50回以上挑戦して初めて取った。感無量です。フレアーがいつも俺に見せびらかしていたベルトだから、それが蝶野のところに行ったというだけで本当は破裂しそうなぐらいジェラシー抱いていたから。ここまで来たらグレート・ムタも武藤敬司もあまり関係ない。大阪で馳選手とやったときに悪さというか、そういうものに限界を感じた。心の片隅にあるものがイマイチ悪くなれないというのが自分でも気が付き始めていたから。でも試合によってはどうなるかわからない。」

▼IWGPタッグ選手権試合=60分1本勝負

⑧△ホーク・ウォリアー パワー・ウォリアー<王者組>(14分38秒 両者リングアウト)リック・スタイナー △スコット・スタイナー<挑戦者組>

※第21代王者組ヘルレイザーズが初防衛に成功

▼スーパーエクスプロージョン=60分1本勝負

⑨○藤波辰爾<新日本>(11分41秒 ドラゴンスリーパー)×石川敬士<WAR>

▼ザ・クライマックス・オブ・レスリング=時間無制限1本勝負

⑩○天龍源一郎<WAR>(18分14秒 パワーボム→エビ固め)×長州力<新日本>

※この結果、天龍源一郎がアントニオ猪木と対戦することになった。

天龍源一郎「ハードだった。これが俺の求めていたプロレスのスタイル。」