FMW 1995年4月21日(金)後楽園ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆2,150人=超満員

※ターザン後藤、ミスター雁之助、レイ・パンディータが出場ボイコット。翌日、記者会見が開かれ、ターザン後藤、ミスター雁之助、市原昭仁の3選手が退団となった。

ターザン後藤「とにかく5月5日までは何も言えない。大仁田さんの引退試合に泥を塗りたくないし、後楽園以降の試合を一方的に欠場してしまったせめてものお詫びに、黙っていることにしました。自分は悪者になってもいいです。いや、すでに悪者かもしれませんけど・・・最後まで悪者でいいから、敢えて今は何も言いません」

▼3分5回戦

①○上田勝次(3R 1分1秒 右ハイキック→KO勝ち)×非道

▼20分1本勝負

②○バトレンジャーZ 黒田哲広(16分36秒 雪崩式フランケンシュタイナー→片エビ固め)ダミアン ×五所川原吾作

▼30分1本勝負

③○大矢剛功 リッキー・フジ(11分51秒 バックドロップ→片エビ固め)金村ゆきひろ ×保坂秀樹

▼女子プロレス=30分1本勝負

④バッドナース中村 クラッシャー前泊 ○シャーク土屋(14分52秒 パワーボム→エビ固め)工藤めぐみ コンバット豊田 ×石倉由加利

※工藤めぐみがペイント&ストリートファイトスタイルでラフファイト

工藤めぐみ「確かに中村たちへの怒りもある。でも、それよりも熱くなったのは、対抗戦をやってるとき、あれだけFMWのスタイルをバカにしていた他団体の人たちが平気な顔をしてストリートファイトに手を染めていること。おかしいでしょ、これって。だったら私たちが掘り起こし、育て、守り抜いてきた本当のストリートファイトを心で闘う試合を見せてやろうと思った。だから、このペイントでこのコスチュームなんです。」

バッドナース中村「何だ今日の工藤は。なめるのもいい加減にしろ!今度は何万人もの前でこれまで以上の赤っ恥をかかせてやるから、川崎球場で私に挑戦して来い!!」

▼4000万争奪!~ノーロープ有刺鉄線バリケードマット・スクランブルマネーバンクハウス・クライミング&スナッチングダブルヘル・バトルロイヤル=時間無制限

⑤○大仁田厚 新山勝利 中川浩二 田中正人(16分49秒 賞金獲得)ミスター・ポーゴ グラジエーター 松永光弘 ホーレス・ボウダー

※大仁田厚は試合後、病院に搬送。W★ING同盟が賭けた2000万円のうち、1000万円がただの紙切れだった。