UWFインター 1996年3月23日(土)宮城県スポーツセンター大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆5,500人=超満員

▼20分1本勝負

①○田村潔司 D0E1S0(3分43秒 足首固め)×桜庭和志 D0E0S0

田村潔司「短かったんですけど、僕としては内容のある闘いでした。後はお客さんがどういう風に見てくれるかなんですけど。ああいう試合で喜んでくれたら言う事ないんで・・・」

桜庭和志「スリーパー、入ってたんですけど、もっとしっかり押さえ込みとか練習しないといけないですね。何度も何度もやっていくのが面白いじゃないですか。楽しみながら試合できるじゃないですか。終わって笑顔で握手、みたいな感じで。田村さんの相手がいなかったら僕は何度でもやりたい。」

▼30分1本勝負

②○高山善廣 D3E1S1注1(6分53秒 アキレス腱固め)×中野龍雄 D0E1S1注1

高山善廣「だいたい、こないだ勝ったのに俺の方が先に入場ってのが気に入らない。いつまでも先輩だからっていってね。だからこの会社はダメなんだよ!何で俺が青コーナーなんだ。あっちは俺に負けてんじゃん!」

③○木村健吾(6分6秒 パワーボム→エビ固め)×金原弘光

金原弘光「おじいちゃんに負けてしまいましたね。ワンツースリー?それ、忘れてました。」

④○垣原賢人(5分50秒 ヒザ十字固め)×斎藤彰俊

垣原賢人「効きましたね、ローキック。うちの選手であそこまで打てるのはいないですよ。体重の重要さを痛感しました。とにかく今は自分の置かれている立場を考えながら、手探りでやっている状態です。色んな闘いもしたいけど、今与えられたことを100%全うしようと。でも、だからと言って田村さんを追いかけるのは諦めてはいないですよ。今、桜庭がやってますけど、田村さんに勝てるのは僕だけだと思ってますから。時機が来たらやりたいと思っています。」

▼45分1本勝負

⑤小林邦昭 ○野上彰(9分32秒 ジャーマンスープレックスホールド)安生洋二 ×山本健一

※試合後、佐野友飛がリングに登場し、山本健一にビンタ。

佐野友飛「今まで我慢して見てきて、もっともっと他にやるべきことがあるんじゃないか、と。3人ともちょっと違うんじゃないかなっていうのがある。もうちょっと我慢できないかなっていうね。」

安生洋二「UWFを守るって、結局守ってんのは俺たちだ!そんなに俺たちのやり方が気に入らねえのか!石にかじりついてやってきたのは俺たちなんだよ。カッコだけで生きていける世の中じゃねーんだよ!垣原とかもよ、どこを守ってるんだよ。くそみてえな働きしかしてねえくせに。もうあいつらは仲間じゃない。同じ会社じゃねえよ、ほんとによ~」

高山善廣「何にも結果を出してない奴らが何をいばってんだ!」

山本健一「失望しました。俺はもう、この会社では安生さんしかついていく人間はいませんわ。何がUWFじゃ!」

高田延彦「安生の主義はわかんない。独特のサービスなのか、本気でいってんのか。まあ、でもそれもアピールだから自由に何でもやってください。」

▼60分1本勝負

⑥○高田延彦 佐野友飛(12分46秒 腕ひしぎ逆十字固め)越中詩郎 ×小原道由