試合開始18時30分 観衆1万500人=満員 ※ビデオ収録
①○山本健一<13点>D0E2S0(7分20秒 腕ひしぎ逆十字固め)×ジェームス・ストーン<9点>D0E5S1
②○ビリー・スコット<5点>D2E4S0(10分55秒 ダブルリストロック)×桜庭和志<9点>D0E4S2
③○飯塚高史(5分45秒 ヒザ十字固め)×金原弘光
④○佐野直喜(7分42秒 腕ひしぎ逆十字固め)×石沢常光
⑤○長州力(5分45秒 フロントネックロック)×中野龍雄
⑥○垣原賢人(6分25秒 足首固め)×安田忠夫
垣原賢人「向こうは関節技を知らないからプライドだけでギブアップしないようにする。新弟子がケガする時と同じです。だから自分がゆるめましたからエスケープできましたけど、僕の中ではあの時点で終わってた試合ですね。相手に不満?いえ、自分にです。実力的にアレだって言われるんで、強さがお客さんに伝わるような試合をしなければならなかったんですけど、まだまだで。自分に弱いそういう風に言われるんです。次の長州さんもほめられるのはまだまだ下だということですから。余裕的な発言をさせないような試合をするのが課題ですね。」
⑦○蝶野正洋 天山広吉(11分15秒 変形羽交い絞め)安生洋二 ×高山善廣
(試合後、リング上で)安生洋二「蝶野!代々木で俺に負けて成長したなあ!天山、テメー何言ってるんだかわかんねんだよ、バカ!」
蝶野正洋「安生、いい根性してるよ。ただ、頭が足りねー、あいつは。知能指数はな、トレーニングしても上がんねーんだオラ!IQが違う、IQが」
安生洋二「(高山善廣に)お前、あれほど、キンタマ守れって言っただろう!ちゃんと俺がファウルカップ渡したんだから!ちゃんとしてこいよ~、なっ!相手がキンタマ蹴ってくるの、わかってんだから!」
高山善廣「UWFなんだよここは!安生さん、あんまりメチャクチャやってると、UWFが泣きますよ!何考えてるんですか!」
安生洋二「俺が何したっていうんだ!金カップ、着けてこいって言っただけじゃねーかバカ!」
高山善廣「そんなことさせてるようだからダメなんですよ!」
安生洋二「お前はアホか、ホントに」
高山善廣「安生さんはちょっと変ですよ!おかしすぎます!キンタマ蹴って勝てる奴が何だっていうんだ!次は俺がぶっ殺してやるよ、天山をよ」
安生洋二「どうも俺がつけたチーム名が気に入らなかったみたいだな。これから安生軍団『ゴールデンカップス』という名前でいこうと思ってたんだけど、こりゃあまたイチから考えなおさなくちゃな。これじゃあ若いもんがついてこんわ。(山本健一に)おまえはどうだ?」
山本健一「自分はそれ、反対です。」
安生洋二「じゃ、しょうがないわ。今日はほんと、チームワークがこの通りですから。これじゃあ勝てるわけないですね。高山に関してはね、すごくいい人材だと思ってるし、これから俺とタッグ組んでいけば、もっともっと強くなっていくと思いますんで。お前もだ、山本。まあ蝶野、天山組は、よく聞いたらアレ、タッグチャンピオンじゃないみたいだから。彼らがベルトを獲ってチャンピオンズになったら、また相手をさしてやりますんで、その時まで高山を何とかしてみせます。まあ、あと田村とかね、高田さんとかね、悩んで悩んだ末に戻ってくるみたいだけど、う~ん、それじゃあ僕が目立たなくなってしまいますんで。まあ、それは冗談として、ドームという最高の舞台が用意されてるのなら、高田さん!何をモタモタしてるんですか!モタモタしてたらね、俺が全部おいしいとこ取っちゃうよ!以上!」
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