全日本プロレス 1998年4月18日(土)日本武道館大会 試合結果

試合開始18時 観衆1万6,300人=超満員 ※テレビ収録

▼20分1本勝負

①○志賀賢太郎(8分13秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)×森嶋猛

▼30分1本勝負

②○浅子覚 奥村茂雄(10分25秒 逆エビ固め)井上雅央 ×橋誠

③邪道 ○外道(8分33秒 外道クラッチ)菊地毅 ×金丸義信

邪道「これでアジアタッグが見えてきたんじゃない?ドームで注意すべきはスミス。外国人で職人肌の選手っていないからね。」

外道「俺ら試合見て研究してるから。ドームで勝てばアジア挑戦のチャンスもある。」

④渕正信 永源遥 ○泉田純(13分31秒 首固め)ジャイアント馬場 ラッシャー木村 ×百田光雄

⑤○スタン・ハンセン 大森隆男(9分10秒 ラリアット→片エビ固め)ジャイアント・キマラ ×マウナケア・モスマン

⑥○川田利明 田上明(13分49秒 パワーボム→エビ固め)ジョニー・エース ×ジョニー・スミス

川田利明「決勝に残れず、それでもドームで闘うのは申し訳ない。唯一の救いは決勝に残った2人には負けてなかったってこと。」

▼60分1本勝負

⑦小橋健太 ○高山善廣 垣原賢人(14分20秒 後頭部へのギロチンドロップ→片エビ固め)×スティーブ・ウィリアムス ゲーリー・オブライト ウルフ・ホークフィールド

▼’98チャンピオンカーニバル優勝決定戦=時間無制限1本勝負

⑧○三沢光晴(22分5秒 エルボーバット→片エビ固め)×秋山準

ジャイアント馬場「今日の秋山は良かった。今までと攻めを変えたところに成長を見た。しつこく、うまく攻めた。」

三沢光晴「秋山は侮れないけど、今日で終わりだっていう、それだけで気分が楽だった。今日の秋山は俺より異様に考えてきてた。組み立てとか技とか。俺は思考能力がなかった。そこで気持ち的に引いたら負けちゃう。きつくなってる分、3年前より嬉しい。肉体的にやばいかなと思い始めてる時の優勝だから嬉しい。」

秋山準「僕は三沢さんのヒザを攻めないで勝てるほど余裕がない。自分的にも攻めた方が精神的にも乗っていけると思った。自分自身で充実感もあるし、やってきたことに関しては誇れる。でも、結果が全てだから。結局、準優勝も10位も同じ。トロフィーも盾もない。準優勝者がどうのこうのってのはない。カーニバルは優勝してナンボだと思ってる。この調子でケガもなく、ずっと試合をやってれば三沢さんとの差は詰まる。でも、三沢さんが一番動ける、いい時期に勝たないと意味がないんで、どんどん詰めていきたい。」