新日本プロレス 1986年9月16日(火)大阪城ホール大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆1万3,050人=超満員

▼15分1本勝負

①○船木優治(11分23秒 片エビ固め)×野上彰

▼30分1本勝負

②○ケビン・ケリー(6分45秒 片エビ固め)×ドン荒川

③○エンゼル・オブ・デス ジェリー・グレイ(8分57秒 片エビ固め)金秀洪 ×蝶野正洋

④○ブラック・タイガー(11分11秒 体固め)×山田恵一

⑤○ハクソー・ジム・ドゥガン(1分46秒 体固め)×後藤達俊

▼45分1本勝負

⑥坂口征二 ○上田馬之助(8分9秒 反則勝ち)マッド・マックス ×スーパー・マックス

▼新日本vsUWF「5対5イリミネーションマッチ・パートⅡ」10人タッグ勝ち残り方式=時間無制限

⑦前田日明 藤原喜明 木戸修 高田伸彦 山崎一夫<UWF>(3-2)藤波辰巳 木村健吾 ジョージ高野 越中詩郎 星野勘太郎<新日本プロレス>

1)○木村健吾(10分51秒 逆さ押さえ込み)×木戸修

2)○前田日明(11分34秒 チキンウイングフェースロック)×木村健吾

3)○藤波辰巳(13分3秒 サソリ固め)×山崎一夫

4)○藤原喜明(15分12秒 ワキ固め)×ジョージ高野

5)藤原喜明(15分51秒 両者リングアウト)星野勘太郎

6)前田日明(18分36秒 両者リングアウト)藤波辰巳

7)○高田伸彦(21分22秒 高角度後方回転エビ固め)×越中詩郎

藤波辰巳「東京で新日本が取って、今日はUWFに取られて1対1となったが、シングルとなればこれからだね。まあ、こういう形で試合が組まれれば5人の力が一つになって勝利をつかまなければならない。また俺と高田が闘うにしても年に何回かしかない。ほんの一瞬だったがファンの夢の組み合わせがかなえられたことも意義がある。結果は負けたけど勝負とすればシングルでもう1回前田とやりたい。ファンにはプロレスを大きく見てもらいたいね。」

前田日明「こんなのよりシングルだね。流れに逆行した過去の遺産ですよ、イリミネーションは。プロレスのひとつの可能性としてルール的にもっと絞ったらいいものができると思う。それに前回よりみんないろんな意味で進歩しているんだから、それを加味したルールに変えたほうが良かった。選手自体にも全く同じ形式、ルールで安心感があった。それよりも未知のものが入っていたほうが選手自体も緊張するんだけど・・・」

▼特別試合=60分1本勝負

⑧アントニオ猪木(時間切れ引き分け)ブルーザー・ブロディ

※30分過ぎにレフェリーがミスター高橋から山本小鉄に急遽交代