FMW 1995年12月21日(木)横浜文化体育館大会 試合結果

試合開始18時30分 観衆5,500人=満員

▼15分1本勝負

①○月光(3分0秒 フィッシャーマンバスター→体固め)×五所川原吾作

▼女子プロレス=20分1本勝負

②○中山香里(7分18秒 パワーボムを切り返して→エビ固め)×里美和

③○バッドナース中村(6分9秒 STF)×石倉由加利

▼30分1本勝負

④○新山勝利(9分40秒 裏投げ→片エビ固め)×黒田哲広

▼世界ブラスナックルタッグ選手権試合=60分1本勝負

⑤○大矢剛功 ホーレス・ボウダー<挑戦者組>(17分38秒 バックドロップ→片エビ固め)藤原喜明 ×池田大輔<王者組>

※王者組、2度目の防衛に失敗。挑戦者組が第9代王者組となる。

(試合後、リング上で)池田大輔「今度はお前と勝負だ!」大矢剛功「池田!うちにこい。」

藤原喜明「こいつ、俺が長く闘ったもんだからね、気を使ってタッチに来ないんだよ。バ~カと思ったんだけどね。」

▼ストリートファイトマッチ=時間無制限1本勝負

⑥○ミスター・ポーゴ(19分19秒 チェーンによる首絞め→失神KO勝ち)×田中正人

ミスター・ポーゴ「はっきり言ってな・・・あそこまで奴に根性があるとはな。急に出てきたのかよ?まるで、昔の大仁田厚・・・いや、こんな名前出しちゃいけねか、昔の誰かさんを思い出しちまった。根性だけは認めてやる。100万年早いって言ってたけど、これで1万年に減ったな。もう一回?だから言ってるだろ!1万年後に挑戦してこいって。火をつけられたかって?それに関してはまだ5000万年早い!根性だけは1万年早いっていうことだ。」

田中正人「こんなんじゃ納得できない!もう一回・・・明日、うちの女子のリングで、1試合目でもメイン終了後でも、客入れの時でもいい、もう一回やらせてもらう。」

※田中正人は工藤めぐみとコンバット豊田に頭を下げ、翌日の出場を嘆願し、了承を得た。

田中正人「明日、第3試合の後に自分の試合を入れてくれるそうなんで。ミスター・ポーゴに伝えてください。5分間だけ待つから、俺の納得いく試合をさせてくれって。」

▼女子プロレス=61年組同期生対決=60分1本勝負

⑦○工藤めぐみ アジャコング(22分30秒 雪崩式前方回転エビ固め)コンバット豊田 ×バイソン木村

(試合後、リング上で)アジャコング「うちらのやりたかったことはこんなもんじゃない。集大成なんかじゃないよ、これじゃ。このままだったら、お祭り騒ぎで終わっちゃうよ。そんなんでいいのか?私はこんなことをするために10年間、全女に残ってたんじゃない!」

工藤めぐみ「これからはやめていく豊田も含めて、みんながどれだけ意思の疎通ができるかでしょう、個人個人が。」

バイソン木村「同期だから、色々とわかりすぎてやりづらかった。Jd’の旗揚げ前にアピールしたかったのに・・・」

コンバット豊田「私の中ではこのメンバーでやるのは最後、という思いがあったから・・・みんなの気持ちをムダにしないよう、来年、引退の日まで頑張ります。」

▼W★ING WORLD=カリビアン・バーブドワイヤースパイダーネットダブルヘル・グラスクラッシュ剣山デスマッチ=時間無制限1本勝負

⑧松永光弘 保坂秀樹 ○ジェイソン・ザ・テリブル(14分42秒 保坂との合体ノーザンライトボム→体固め)スーパー・レザー W★ING金村 ×非道

(試合後、リング上で)W★ING金村「ハヤブサ!もう逃げるな。俺たちは潰れる前からカラダ張ってやってきたんや。何のために大仁田のデスマッチを継いできたんか・・・もう逃げれへんぞ!来年、デスマッチや!」

▼特別試合=60分1本勝負

⑨○ハヤブサ ザ・グレート・サスケ 中川浩二(17分14秒 フェニックススプラッシュ→片エビ固め)スペル・デルフィン ×リッキー・フジ TAKAみちのく

(試合後、リング上で)ハヤブサ「今日は・・・夢を手伝ってくれて、ありがとうございました。最後に一言言わせてください。俺たちがインディペンデントだ!今日は本当にありがとうございました!」

ザ・グレート・サスケ「1ヶ月前に同じ横浜文体で僕が言ったことと同じ言葉が出て感動しました、ハイ。来年は僕もハヤブサ選手もインディーにしかできないことを極めていきますよ。絶対にインディーの方が面白いんだと言わせますから。」