試合開始18時30分 観衆1万2,000人=超満員
※すべてフリーノックダウン、フリーロープエスケープの特別ルール
①○山本健一(10分34秒 スリーパーホールド)×大谷晋二郎
大谷晋二郎「あいつは俺に何ができた!」
山本健一「あの時、純粋な試合をやろうと言っていたやないですか。今日は技術のぶつかり合いになるかと思ってたよ。それが髪の毛を掴まえられたり・・・悔しい。ああいうのも作戦やったんかな。最後、大谷選手、荒れてましたけど、何で荒れていたのか。僕は納得いかないですね。レスリングでバックをとるだけじゃ、プロレスじゃない。下になったからといって負けじゃないでしょ。グレイシーだってそうでしょ。勝つためにはどうするか、それだと思う。俺が何も出来なかったと言ってるんやったら、納得いくまで2人でやろうや。それでええんやないですか。俺は大谷選手の実力を認めてるんやし。」
②○金原弘光(6分42秒 ヒザ十字固め)×高岩竜一
金原弘光「リングに上がって相手の体を見た時に、身長は僕と同じくらいなんですけど、ボテッとした体をしていたので、これはチョロいな、と。相手の構えはサウスポーで柔道家のようなスタンディングポジションをとっていたので、蹴るには絶好の相手でした。僕は打撃のイメージがありますけど、昔からグラウンドの練習もすごくやってきて、絶対に決められない自信があるんで。だから、上に乗られようが全然怖くなかったです。新日本て本当に強いのは石沢選手や永田選手だと思うんですけど、僕もネームバリューがほしいんで、名前のある選手とやりたいですね。」
高岩竜一「勉強不足でした。キックを得意にしてるだけあって、いいキックでしたよ。借りは返したいけど興味は・・・」
③○金本浩二(9分26秒 腕ひしぎ逆十字固め)×桜庭和志
金本浩二「相手の出方を見て、余裕もって考えながらできました。」
④○佐野直喜(11分3秒 腕ひしぎ逆十字固め)×ヒロ斉藤
佐野直喜「昔のこと?すっかり忘れました。」
⑤○佐々木健介(7分48秒 ストラングルホールドγ)×高山善廣
佐々木健介「やっぱりリーチは長いな。掌底も伸びてくる。」
⑥○垣原賢人 中野龍雄(10分52秒 ワキ固め)橋本真也 ×野上彰
橋本真也「元気よくなってきたじゃねえか。いつでもこい、いつでも!ハードルを乗り越えてな。ぶっ潰すぞ、こいオラ!」
垣原賢人「(橋本真也について)非常にやりがいのある選手だと思いました。今後シングルでもやってみたいですね。まあ、キックは重いは重いんですけど、僕は見ての通りダウンはしてませんしね。試合開始からすぐに掌底が入って、正直言って調子が狂った部分があったんですけど、それは自分のミス。もっと万全の状態で次はシングルでやりたいです。(野上彰について)打撃の防御はあんまり上手くないなと。力はあると思いました。でも関節技とかはあまり仕掛けてこなかったんで、そんなに怖い相手じゃなかったです。(掌底やキックの手応えは)今日はこないだの試合で少し手を痛めていたので、ニールキックを多用していきました。今度は掌底でボコボコにしてやりたいですね。今日同様勝つのみです。」
中野龍雄「(橋本真也について)まあ、ドームの雪辱戦だと思って試合に臨んだ。一回やってるし、だいたい手の内もわかってたんで。俺もバカじゃないから、あの後結構勉強したしね。(野上彰について)全体的に言えるんだけど、新日本の選手は力が強い。でもグラウンドの関節技は甘い。まあ、あんなもんだろう。あのヤロー(山崎一夫)は今日は試合がなくてゆっくり休んでるんだろう。まあ、やるだけやるよ。目いっぱいやってやらあ。」
⑦○安生洋二(8分17秒 変形足4の字固め)×蝶野正洋
安生洋二「まあね、今日はね“金カップ”に助けられました。(自分の頭を指して)ここの勝利ですね。我ながら天才的なアイデアだと思いますよ。まあ、天才と言えば武藤敬司と言われているけど、天才は天才を知るといいますが、今後のプロレス界、僕がしょって立ちます!IWGPのベルトに挑戦するかって?武藤とはやはり、共通するものがたくさんあると思ってるんでね。まあ、向こうとしても文句はないんじゃないですか!(変形足4の字固めについて)はい、プロレス界のために僕が4の字で取らせていただきました。まあUWFは垣原たちにまかせて、プロレス界は僕がしょって立ちます。どうもありがとうございました。高田選手や田村選手は悩めばいいんですよ。本当に悩んで悩んで、苦しんで苦しんで、それから帰ってきて下さい!」
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